授業でもなく、部活でもない、第3の活動『Q活』が始まりました。
体験と出会いを通して地域と繋がり自分の生き方を考える、「ねばならない禁止、やってみたい最優先」そんな活動がQ活です。
1学期、手探りながらいくつかの取組がスタートしました。「綿花栽培」「落葉コンポスト作り」「パブリックコメントに挑戦」など自らの意思で集まった生徒達が楽しみながら活動しました。
『綿花栽培』 彼方此方屋(おちこちや)さんが運営する「京木綿プロジェクト」に賛同し、彼方此方屋さんからいただいた和綿の種と農家さんからいただいた洋綿の種を使って2種類の綿花を育て始めました。夏休みに入り黄色いかわいらしい花が咲き始めたので新学期には真っ白な綿が収穫できそうです。
『落葉コンポスト作り』 落葉を使って堆肥・腐葉土を作り花や野菜を作ってみるという目標に向け昨年の文化祭で出たベニヤ板やコンパネ、角材などの廃材を活用してコンポストを作りました。夏の時期で入れる落葉はまだまだ足りませんが校内の樹木剪定で出た葉っぱや雑草などを投入し始めました。先日はお隣の京都御苑の落葉をいただきにも行ってきました。微生物の力で『循環』を体験します!
『パブリックコメントにチャレンジ!』 京都市が進めている「次期総合計画(長期ビジョン仮称)」策定についてのパブリックコメント(市民からの意見を広く募る取組)にチャレンジしました。当日は12名の参加生徒が京都市総合企画局都市経営戦略室からお越しいただいた3名の職員の方とワークショップを通し、高校生の目線で今の京都に思うこと、今後の京都に思うこと等について自由に意見交換しました。社会との繋がりを実感するひとときとなりました。



1学期の期末考査最終日の午後に上京消防署の方にお越しいただいて救急救命・熱中症対策講演会を実施しました。各部活動より代表生徒が参加し、web講習を受講後、AEDの基本的な操作方法や心肺蘇生法と組み合わせた救命方法などを学びました。
6月21日・22日に行われた令和7年度NHK杯全国高校放送コンテスト京都府大会において、本校放送部員1名がアナウンス部門6位に入賞し、7月に東京で行われるNHK杯全国大会への出場が決定しました。