入試に向けた合格祈願の「応援旗」を生徒昇降口の中庭前に設置し、全校生徒・教職員からメッセージをたくさん書いてもらいました。

 また、生徒会行事季節イベント第3弾として、生徒会が「新春絵馬祈願」を同じく昇降口で実施してくれています。

 「今年一年の抱負や、受験に向けた意気込み、部活動の目標などを書いて、全校生徒で互いに応援・協力する雰囲気をつくる」いう思いを込めての季節イベント、寒風の中でも、あたたかい言葉に思いを強くしていました。

 3年生は、いよいよ集大成の3学期。たくさんの"サポーター"の想いを胸に、持てる力を存分に発揮してくれることを祈っています。

 
 
 

20220112.jpg 1月12日(水)放課後、今週末の15(土)・16(日)に実施される「大学入学共通テスト」の激励会をリモートで実施しました。

 生徒たちは、校長先生からのお話しを、各教室で、熱心に聞き入っていました。「落ちついて」「Never Give Up!」「チーム鴨沂」という校長先生のエールに続いて、3年学年部長の星原先生が「心の余裕」という言葉で語りかけ、進路指導部長の藤本先生からもみんなを後押しする激励の言葉で励まされた3年生は、各教室で聞きながら、一層引き締まった表情で受験に臨む決意を見せていました。

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 校長先生が話されたメッセージを掲載します。

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 みなさん、こんにちは。いよいよ、この土曜日、日曜日が共通テストとなります。忙しい中、こうして集まってもらって、ありがとうございます。今、とても緊張していると思いますが、皆さんの元気な表情を見て、とても力強く思いました。体調を整え、勉強した分を最大限に発揮してもらえればと思います。本日は、私の方から、激励も含めて、3点お話を少ししたいと思います。

 一つ目は、「落ち着いて」です。私も人一倍緊張する方ですが、2日間通して、いかに平常心を保てるかが大切です。静かに落ち着いて取り組み、難しい科目もあるかもしれませんが、落ち着いて、気持ちを冷静に切り替えて取り組んでほしいと思います。落ち着くには、試験前に、深呼吸がよいのではと思います。ゆっくり行うのが秘訣です。

 二つ目は、学年通信に書かせていただいた言葉ですが、"Never Give Up!"です。イギリスの首相であったチャーチルが、第2次世界大戦で、苦しい状況の中、国民に向かって"Never, never, never, never give up!"と言ったと言われています。この言葉は、大学の恩師が、全体の卒業式の後、学部学科別の卒業書証授与式で話されていたことばです。ことある毎に思い出しますが、魔法のような言葉です。みなさんも"Never give up!"の気持ちで2日間、乗り切って下さい。

 三つ目は、「チーム鴨沂」です。試験に臨むのは、皆さん一人一人ですが、ここまで、保護者の皆さんの支え、担任の先生方をはじめ、鴨沂の先生方のご指導・励まし、そして、鴨沂生みんなの気持ちです。当日、「チーム鴨沂」を背中に、試験に向かってほしいと思います。

おっきー短足(HP用).jpg それでは、皆さんの幸運を何よりも祈っています。
 Good Luck!

 
 
 

 12月11日、3年生が後輩向けプレゼンテーション「学びのバトン」を実施しました。

 オープニングは、3年生の代表生徒6名が2年生全員に講堂において、パネルディスカッション形式で、自らの希望進路実現までのエピソードや努力した点、後輩へのメッセージを語ってくれました。

 先輩から受け継いできた「鴨沂高校で得た自分たちの学び」を、後輩たちにバトンとして受け継いでいく!

 そんな思いを込めて実施された今回の探究学習。

 講堂でのポスターセッションの後は、2年生ホームルーム教室での3年生代表生徒12名の口頭発表、また、3年生ホームルーム教室と講堂会場では、3年生約200名が前半後半に分かれてポスター発表を行い、2年生を中心とした観客に向けて、自分の進路に対する思いや苦労した点、後輩へのアドバイスを語ってくれました。

 3年生の「直接の声」を聞き、2年生も改めて自分自身を見つめ直す機会となり、進路に向けてじっくりと考える1日となりました。

【以下に生徒の感想を掲載します】

・自分の夢を他の人に話すことで話すのは少し恥ずかしかったけれど、話してみるとスッキリしました。頑張ろうと思えました。

・人に伝えることの大切さを改めて感じました。

・人それぞれの進路選択があるとわかった。自分と全く違う進路選択をした人の話を聞くのは面白かった。

・2年生に自分の思いを表明することができてよかったし、自身のモチベーションにも繋がった。

・2年生と色々話しができた。 同じ夢を持つ同士で話が出来て良かった。

・目を見ながら聞いてくれる人が多くて嬉しかったから、人の目を見ながら聞くこと話すことは大事なんだなと改めて気付くことができた。

・自分の将来の夢について語ることで、自分の進路を見つめ直せたし、他の人の進路についても知ることができたと思う。

・自分の将来について気になる人なんて居ないと思っていたけど、沢山聴きに来てくれて嬉しかった。

・時間をうまく使うというのは難しい事だと思いました。もっと上手にプレゼンができるようになりたいです。

・友達と話すことと、「公的」に話すのではだいぶ心持ちが違うので、緊張した。いい経験になった。

・後輩に伝えたいこと、思いを全てぶつけたので、これから頑張って欲しいなと思った。

 このように感想にも書いてくれていて、3年間の探究活動の集大成として2年生にしっかりと"バトン"を渡してくれた時間となりました。

 
 
 

 11月1日(月)の1年生に引き続き、本日(11月10日水曜日)も、佛教大学副学長の原清治先生に、本校に来ていただきました。

 本日は、2年生対象。「進路について」という演題での進路講演会です。

 この学年は昨年、1年生の9月にも原先生のお話を聞かせていただいていて、約1年ぶりに原先生に再会させていただいたということもあり、講演会場の講堂に原先生が入ってこられ、話し始められる前から会場には笑顔と温かい雰囲気があり、先生が話し始められると、頷きながら、先生に会釈する生徒も見受けられました。

 本日は、本校に来ているインターンシップの大学生も聴講していて、その大学生を急遽、原先生の隣に招いて、その大学生3名とのやりとりの中で「これからの進路に向けて必要になる力」を、実演から伝えられるなど、「話術の引き出し」を幾つも持っておられる原先生のお話とお人柄にどんどん引き込まれていきました。

 お話しは、これからの時代に必要な「21世紀型の学力」や「探究学習」の話題となり、ぐっと身を乗り出し、表情を引き締めて聞く生徒たちを、時には軽妙な笑いも交えて「自分ごと」として生徒の心に届けていただき、2年生11月という、高校生活の、希望進路に向けた本格的スタートの時期に、大きな原動力を与えていただく講演となりました。

 講演の最後には、3名の生徒を前に招いてマイクで「自分の夢」を語る場を作っていただき、3名がしっかりとした言葉で、学年のみんなの前で宣言して、本日の進路講演会の1時間があっという間に終演となりました。

 当日は保護者の方もご参加いただき、受付等もお世話になり本当にありがとうございました。

 
 
 

 11月1日(月)佛教大学副学長の原清治先生に、1年生の進路講演会に来ていただきました。

 講演会場の講堂で、原先生が話し始められるとすぐに会場は笑いと温かい雰囲気に包まれ、お話とお人柄にぐいぐい引き込まれていきました。

 鴨沂高校としても恒例となっている本講演では、「これからの時代に求められる力」や「今高校時代に培うべき力」、「その力を自己実現にいかに繋げるか」など多様な観点から、生徒の気持ちに強く訴えかける原先生独特の語りが終止繰り広げられ、講演時間の50分があっという間で、生徒も教師も保護者の方も、強く惹きつけられるライブのような進路講演会でした。

 原先生の「ここで夢を語れる人!」という問いかけに、ぱっと手を挙げて思いを語る生徒たちに、まわりが「拍手で賞賛する」本当にあたたかい雰囲気に包まれた時間となりました。

 当日は保護者の方もご参加いただき、受付等もお世話になり本当にありがとうございました。

 

 4月21日(水)本校講堂にて進路講演会を実施しました。近畿大学経営戦略本部長の世耕石弘氏にお越し頂き、進路選択における理想と現実について、お話をして頂きました。PTA(保護者)も約30名の参加をいただき、また、生徒からの質問をClassiを用いてその場で受け付け、お答えいただくなど、3年生のスタート時期に背中を押していただく講演会でした。

 生徒たちも進路について考えるきっかけになったようで、「大学は、固くて難しいもののように考えていたけど、やりたいことができる楽しいところだと分かったので、受験をマイナスに捉えるのではなく、自分のやりたいことをするための道を開くための、大切な道のりだということを意識して一生懸命取り組んでいきたいと思った。」「(誰かが決めた枠組みなど)それにとらわれないで、これから自分が学びたい学部から大学を選ぶべきだということが分かった」「進路を決めるとき、将来どんな職業に等を聞かれることが多くて今までは正直困っていました。やりたいことが無いわけでもないし、興味のある職業がないわけでもないけど、言葉に責任が持てなくて、本当にそれでいいのか分からなくなってました。でも、今回の講演で、もっとシンプルに考えてもいいのかなという気持ちになって、楽になった。」など、進路について新たな視点を獲得してくれたようです。