南丹高校モノづくり教室を夏休みに開催しました!

7月27日(日)に、南丹高校モノづくり教室を開催しました。
今回のモノづくり教室は、鋳造の技術を使用してキーホルダーを作成しました。鋳造とは、金属を溶かして型に流し込んで製品を製造する技術です。キーホルダーの型には、生け花に使用されるフラワーフォームを使用して、あらかじめ3Dプリンターで作成したアルファベットや記号などの模型を押し込んで型を作る方式を採用しました。



今回使用した金属は低融点合金と呼ばれる、他の金属に比べ、低い温度で溶けるものです。100℃ほどで溶けるため、電気炉などの高い温度で金属を溶かすような大きな設備を使用せず体験が可能でした。



参加した中学生のみなさんは、金属が溶ける様子や冷え固まる様子など普段見ることができない金属の変化に驚いている様子でした。鋳造によってキーホルダーを作った後は、紙やすりや研磨剤を使用してキーホルダーの研磨作業を行いました。中学生のみなさんは、キーホルダーが光って見えるまで時間いっぱい夢中で磨いていました。



体験後のアンケートでは多くの皆さんから好評の声をいただきました。また、改善点もご指摘いただきましたので、今後に活かしたいと思います。
次回の第2回のモノづくり教室も行う予定ですので、ぜひご参加ください。