3年「総合的な探究の時間」将大鍛刀場でインタビュー!
3年生の「総合的な探究の時間」では、地域の課題解決をテーマに探究活動を行っています。その中で、「地域資源活性化」分野に取り組む4名の生徒が、11月27日(木)に将大鍛刀場(まさひろたんとうじょう)を訪問しました。
生徒たちは外国人向け観光マップづくりの活動を進めており、今回は将大鍛刀場の工房を訪れてその魅力について詳しく学びました。インタビューに応じていただいた将大鍛刀場の刀匠である将大さんは、全国でも希少な現役刀鍛冶であり、丹波で技を磨き続ける傍ら体験受け入れも行い、受け継いだ技を次世代へ伝えている方です。
まず日本刀の材料である玉鋼(たまはがね)や刀文(はもん)の違いについて丁寧に説明してくださいました。
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続くインタビューでは、刀は美しさこそが魅力であることや、先人の技を大切にしながら自分らしさを追求する姿勢について語ってくださいました。さらに、刀を作り続けているのは"好きだから"だとも話され、「君たちも自分だけの武器を持っていろんなことにチャレンジしたらいいよ」と声をかけてくださいました。生徒たちも真剣に耳を傾け、今や将来に向けて考えるきっかけにもなった様子でした。
最後に工房内を見学し、作刀に使われる道具や作業場の雰囲気を間近で感じながら、伝統の技が受け継がれる現場を体感することができました。生徒たちは、これまでに訪れたスポットも含めて外国人向け観光マップを作成し、地域の魅力を広く発信していく予定です。
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