ソテツの種子が発芽
1棟玄関前のソテツ(3期生の卒業記念品)の先端に巨大な松ぼっくりのようなものが見えます。

近づいてみると・・・ 手前の株の先端は雄花で、奥の株の先端には、葉っぱに隠れた雌花がちらっと見えます。

ソテツは、マツやイチョウと同じ裸子植物で、恐竜の時代に繁栄していました。
こちらは、雌花

雄花の花粉は、風によって雌花に付着し、その後成熟して精子となり、秋頃に卵細胞に到達して受精し、種子ができます。
3年生「総合的な探究の時間」のグループが、昨年作られた種子を育てたところ、何と!根が出てきました。

ちなみに、ソテツの精子を発見したのは日本人で、明治29年のことです。日本では、明治5年に小学校が整備され、日本で最初の大学(東京大学)ができたのは、明治10年でした。そのような教育環境のなかで、大発見をしたことに、世界が驚いたと言われています。
3年生の探究グループからも大発見が生まれるかも知れません。