11月21日(火) 令和5年度持久走記録会を実施しました。昨年度は宝ヶ池公園での実施でしたが、今年度は東寺ハウジングフィールド西京極に場所を変更し、目的を「陸上競技場で走る経験をしたり、公園内のランニングコースを走ることの楽しみを知ったりする」「授業で練習した走力(成果)の発揮の場とする」「走力に合わせた目標を設定し、ペース配分を考えながら完走することで達成感を得る」としました。がんばる生徒のみんなの背中を太陽が後押ししてくれるかのような天候に恵まれ、見事な快晴でした。

昨年度に引き続き、佛教大学陸上部のみなさんに伴走していただきました。また保護者等のみなさんも応援に駆けつけ、目標達成に向けて取り組む生徒へ声援を送る姿が見られました。安全を配慮し、伴走者と教職員の2名体制で走ります。準備体操では、盲学校伝統の「京盲体操」で体を温めます。先生からの諸注意の最後には、「ゴールするときに必ず笑顔で!」というアナウンスも流れ、リラックスしたのも束の間、いよいよ1時間の持久走が始まります。

生徒はお互いがすれ違うときに、「頑張れ!」や、「いいペース!」等と声を掛け合い、より健康スポーツとしての持久走を意識した励まし合いの姿が見られました。長い距離を走った生徒では、1時間で10km以上を走り切りました。それぞれの目標を設定し、みんなが笑顔でゴールテープを切りました。その笑顔の奥には、達成感とどこか心地よさやすっきり感もあったのではないでしょうか。

この記録会をとおして持久走の良さを知ることができたのではないかと思います。応援に駆けつけてくださった保護者等のみなさん、伴走していただいた佛教大学陸上部のみなさん、ありがとうございました。目標に向かって努力を積み重ね、走り切った生徒のみんなに大きな拍手です。