高等部

(高)さつまいもの収穫

10月30日(月) 高等部2組では、生活単元学習「芸術の秋」の単元で、さつまいもの収穫を行いました。収穫をする際は、3日以上乾燥した日が続くと良いとされています。今回は晴天が続いた絶好の収穫チャンスでした。一般的に収穫前に切っておいて甘味が増すとされていますが、つるとさつまいもの関係を理解するために、盲学校ではつるは切らず収穫を進めます。

『芋づる式』という言葉があるように、つるをたどって引っ張り、3つのさつまいもを1度に収穫することができました。生徒からは「重たいなぁ」と感想が聞かれ、さつまいもの重量感を肌で感じてくれました。引っ張るばかりではなく『いも掘り』とあるように、いもを手やシャベルを使ってさつまいもを掘り進めていくときもあります。

合計で60個以上のさつまいもを収穫することができました。収穫した品種は安納芋です。甘味が強く、粘着質で焼くとねっとりとした食感が特徴的です。

収穫したさつまいもを触っていきます。今回は特徴的なさつまいもをピックアップし、感想を聞いてみました。さつまいもを電話の子機に見立てて「もしもし」と電話をする生徒や、1kgほどあるさつまいもを持って「筋トレできそう」とコメントしてくれました。中でも写真の真ん中の特徴的なさつまいもを触り、「アザラシみたい」と感想を伝えてくれました。ひげが生えていて、尻尾もある様子をつかんでくれました。収穫は大変でしたが、大変だからこそおいしいさつまいもがよりおいしくなるのだと思います。

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