高等部

(高)京都市立紫野高等学校との交流2

10月27日(金) 放課後に京都市立紫野高等学校の生徒6名と交流を行いました。前回7月19日に行いましたので、3か月ぶりの再会でした。そのため前回と比べ、非常に穏やかで慣れた空気感で時間が経過しました。今回は紫野高等学校におじゃましました。全員が初めての紫野高等学校の校内ということもあり、盲学校との違いを感じながら、交流がはじまります。

今回は紫野高等学校の生徒が企画・運営を行ってくれました。企画は、「高校生格付けチェック」と題して、3つの問題が用意されていました。

①つめは、「味覚」です。ここでは一般的な紅茶と高級紅茶の違いを見極め、高価な紅茶を当てます。一般的な紅茶の茶葉はグラム当たり約600円。高級紅茶の茶葉はなんとグラム当たり約1,200円するそうです。倍ほど値段が違いますね。

②つめは、「触覚」です。ここでは、1枚1.25円と2.5円のルーズリーフを触ってどちらが高価かを当てます。見た目では一切分からないルーズリーフでしたが、僅かな違いを感じ取っている生徒もいました。

③つめは、「聴覚」です。ここでは、プロによるオーケストラの演奏と一般の高校の演奏を聞き、どちらがプロの演奏家を当てます。音楽が好きな生徒が多い盲学校の生徒にとっては、ここは当てておきたいところです。

ここまではすべてのチームが1流高校生でしたが、最後に意見がわかれ、見事1流高校生となったのは、「NEXCUBE」チームと、なぜか参加していた教員チーム「かめむし」でした。

その後は、おしゃべりタイムが設けられ、和気あいあいと進みました。今年度2回目となった交流でしたが、紫野高等学校の進行も非常にうまく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。コロナ禍で途絶えていた交流も昨年度から復活し、今年度は盲学校と紫野高等学校の両校地で実施することができました。次年度以降も積極的な交流を行うことができればと思います。紫野高等学校の生徒のみなさん、ありがとうございました。

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