高等部2組では、火曜日に2時間、金曜日に4時間の作業学習を行っています。火曜日は高等部のみで、金曜日は中学部と合同で実施しています。今回は、火曜日の作業学習の様子をご紹介します。
今年度は、「アイロン」の使用を中心に、サービス業の学習に取り組んでいます。事前に、安全第一で活動できるよう、アイロンの性質やかけ方、アイロンをかける場所の確認方法について、丁寧に確認し、繰り返し練習を重ねました。
今回依頼を受けたのは、入学式や卒業式で使用する紅白幕のアイロンがけです。まずは、紅白幕の形状を触って確かめました。大きさや量に少し驚く様子も見られましたが、実際の作業にしっかりと取り組むことができました。
作業は、アイロンをかける担当と、幕を押さえる担当を交代しながら進めます。同じ動きを繰り返す活動でもあり、実践の中で上達を目指します。作業量としては、まだ全体の1割にも達していませんが、今後は丁寧さに加えてスピードも身に付け、より効率よく作業に取り組めるよう、経験を積み重ねていきたいと思います。
【写真】生徒が紅白幕のアイロンがけをしている様子


「盲学校だから」「視覚障害があるから」と活動の幅を限定するのではなく、一人ひとりが安全に取り組める方法を、指導者と生徒が一緒に考えながら、さまざまなことに挑戦していきたいと考えています。こうした経験の積み重ねが、将来の生活や就労につながる力となり、生徒たちの可能性をさらに広げていくことを願っています。

