1年生

『なまえのないねこ』
竹下文子/文 町田尚子/絵 小峰書店
八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。
名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
愛猫家で猫が主人公の作品を多く発表している作家と、同じく愛猫家で猫の絵が人気の画家による猫愛に溢れた絵本。
静かに集中して聞いていました。
「おうちでねこ飼ってる?」と尋ねると、「いる!いる!」と元気に答えてくれ、「なまえ」も教えてくれました。
2年生

『どうぶつえんは おおさわぎ』
二宮由紀子/作 あべ弘士/画 文研出版
動物園が舞台のナンセンス絵本。動物園からテンテンがなくなり、「ゾウ」が「ソウ」に、「ゴリラ」が「コリラ」になってしまう。「トラ」や「ライオン」はそのまま。「どうぶつえん」は「とうふつえん」になって、おおさわぎ。
クスっと笑っている子がちらほらいました。みんな楽しく聞いてくれていました。
3年生

『よかったね ネッドくん〔英文つき〕』
レミー・シャーリップ/作 八木田 宜子/訳 偕成社
パーティーに出かけたネッドくん。運がよかったり悪かったり、スリル連続の大冒険。アメリカで爆発的な人気をよんだ絵本です。
「運がいい」ページはカラー、「運が悪い」ページは白黒で描かれており、交互に物語が進んでいきます。驚きの展開の連続で、盛り上がって聞いてくれていました。
4年生

『しんぞうとひげ』
しまおか ゆみこ/再話 モハメッド・チャリンダ/絵 ポプラ社
あるところに、心臓とひげがおりました。心臓もひげも貧乏で、いつも腹をすかせておりました。おなかがへった、はらへった。食べたい、食いたい、食べたい、食いたい…でも、心臓もひげも、21日間、何も食べることができませんでした。そんな二人がある日、ばったり出会います。そして……。
アフリカ、タンザニアの奇想天外な民話。
絵は、アフリカを代表する現代アート。タンザニアの「ティンガティンガ・アート」です。
6色のエナメルペンキでタンザニアの豊かな自然や動物、人びとの生活などを色鮮やかにのびのびと描きます。
前に集まってくれました。
反応もよく、楽しく聞いてくれていました。
「ヒゲ」つながりで、次の絵本も紹介していただきました。
『オニババ対ヒゲ』
tupera tupera・細田 守/作 KADOKAWA
細田守監督作「未来のミライ」で、主人公のくんちゃんが妹のミライちゃんに読み聞かせる絵本『オニババ対ヒゲ』。この絵本を、細田守監督と「未来のミライ」でプロダクションデザインとして参加するtupera tuperaさんが作り上げました!
ヒゲの平穏な日常は、オニババの登場により、ある日とつぜん終わりを告げます。手荒くつかまれたりと、オニババにひどい扱いをされますが、ヒゲは負けません。さまざまな反撃に出て…‥ふとカレンダーを見あげると、今日はオニババの誕生日! プレゼントに花を用意したヒゲは、はたしてオニババによろこんでもらえるのでしょうか。
5年生

『じごくにアイス』
ナカオマサトシ/作 澤野秋文/絵 ひさかたチャイルド
思わぬ事故であの世へ行ったアイス屋のこたろう。閻魔様の裁きを受けるはずが、地獄は大火事。
裁きどころではありません。ようやく鎮火したものの、地獄の鬼たちはへとへと。
そこでこたろうは、アイスを作ることを思いつきます。そして…
わかやま絵本大賞を獲得したナカオマサトシと講談社絵本新人賞佳作を受賞した澤野秋文の新進のコンビが描く地獄巡り。遊び心にあふれた独特の世界観が躍動する絵本です。
夏は過ぎましたが、子どもたちの大好きなアイスの絵本です。
ところどころ、くすっと笑う顔が見られました。
6年生

『空のおくりもの 雲をつむぐ少年のお話』
マイケル・キャッチプール/文 アリソン・ジェイ/絵 亀井よし子/訳 ブロンズ新社
あるところに、雲から糸をつむいで、布をおる少年がいました。朝に昼に、夕ぐれに、色とりどりの糸をつむぎます。ある日、ごうまんな王さまがやってきて、たくさんの布をおることを命令します。やがて空から雲がどんどん減り、雨がふらない日が続いて……。
じっと集中して聞いてくれていました。
きらきらした目で見てくれている子がいました。
※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。
