「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室
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1年生

『ようかいむらのざくざくいもほり』

たかいよしかず/作・絵 国土社

きょうは、みんなで育てたおいもをとる「いもほり」です。くだんというようかいのぎゅうちんが、きょうのいもほりのことを予言しています。みんなで楽しくたくさんのおいもをほって、ようかいむらにもってかえるのですが…。

いもほり、やきいも、そしておいもを食べたらやっぱりあれが…。「たのしい」がつまった絵本で、みんなわいわい楽しく聞いてくれました。

2年生

『ポチポチのとしょかん』

井川 ゆり子/文・絵 文溪堂

子犬のポチポチくんがつれていってくれた森の中の図書館。その図書館には、動物たちが書いた面白い本がたくさんあっておおにぎわい。そこでぼくが見つけた本には……。

動物たちの図書館が描かれたページでは、「わぁー!」「すごーい!」と歓声が上がりました。おはなしの世界に引き込まれて聞いていました。

3年生

『すてきな三にんぐみ』

トミー=アンゲラー/作 今江祥智/訳 偕成社

黒いマントに黒ぼうしのどろぼう三にんぐみは、夜になると、山からえものとなる馬車を探しにやってきます。どんな人もこの三にんぐみに出会ったら、ひとたまりもありません! 三にんぐみは、馬車からうばった宝を、せっせと山にはこんで集めていました。
ある夜、このどろぼう三にんぐみが出会ったのは、孤児のティファニーちゃん。宝がぎっしりつまった箱をみつけ、素直にひとつの質問をします。「これ、どうするの?」
そこで三にんぐみが考えた思いつきとは?

1969年邦訳時から読みつがれる、ロングセラー絵本です。

「読んだことある!」「知ってる!」と元気に教えてくれました。知っているおはなしでも、静かに集中して聞いてくれていました。

『さかさことばでうんどうかい』

西村敏雄/作 福音館書店

がんばりやのゴリラ、悲劇に見舞われるキリン、華麗な舞を披露するウマ、意外な走りを見せるブタなどとぼけた動物たちがくり広げる運動会を回文づくしでお届けします。

読み終わるまで回文だと気付かなかったようで、先生が説明されて「あぁ、そうか!」と驚いていました。

4年生

『くろねこのほんやさん』

シンディ・ウーメ/文・絵 福本友美子/訳 小学館

本を読むのが何よりも大好きなくろねこがいました。
ある日、くろねこは町で小さな子どもの本屋さんを見つけて、お手伝いをすることに。おもしろい本に詳しいくろねこですから、子ども達ひとりひとりにぴったりのを教えてあげることができます。くろねこは評判になり、本屋さんは大人気店になりました。
ところが、ある日、大雨でお店が水びたしになってしまって・・・。

読書の楽しさを伝えると共に、好きなことを見つけ伸ばしていくことを応援する絵本です。

とても真剣に聞いてくれていました。最後には拍手をしてくれました。

5年生

『こらっ、どろぼう!』

ヘザー・テカヴェク/文 ピエール・プラット/絵 なかだ ゆき/訳 きじとら出版

あるひ、のうじょうのごしゅじんがいいました。
「マックス、どろぼうを つかまえられるかい?」
なんだって つかまえて みせますとも!
ニンジンと、イチゴと、マメと、サクランボを、かたっぱしから ぬすんでいくのは、だれ?
どろぼうさがしにかけまわる犬のマックスと動物たちとのやりとりが楽しい、カナダ発のユーモラスな絵本です。

みんな集中して聞いてくれていました。とんちんかんなマックスと、最後のオチに心の中で静かに笑ってくれているようでした。

6年生

『あのときのカレーライス』

きむらゆういち/作 伊藤秀男/絵 講談社

その男はとてもびんぼうでしたが、働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていました。
ほしいものはなんでも手に入るようになった男がつぶやきました。「ああ、あのときのカレーライスが食べたい。」まずしいときにごちそうになったカレーのことです。
男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき、家来や家族に無理を言って……気がついたら、またひとりぼっちの、びんぼうな男にもどっていたのです。そんな男がたどりついた先は……。

静かにしっかりと聞いてくれていました。「ほんとうのしあわせってなんだろう?」というテーマが隠されている絵本でした。さて、「あのときのカレーライス」とは一体どんなカレーライスだったのでしょうか。

※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。

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