本校では「教育目標」、「学校経営方針」及び「学校経営の重点」を達成するための「学校経営計画」について、PDCAサイクルによって実施状況や目的達成状況を点検・評価し、成果や課題を明らかにすることで、学校運営や教育活動の継続的な改善を図ろうと取り組んでいます。
また、「学校経営計画」の実施状況や目標達成状況の評価結果(中間・年度末評価)を公開し、意見を求めることによって保護者や地域に信頼される開かれた学校づくりを推進しています。
「ユニバーサルデザイン(UD)」を基本理念とし、「科学・共生・感動」のコンセプトを具現すべく教育活動を展開し、生涯を通じて不断に学び考え、多様な人々と協力し合いながら、主体性を持ってより良い社会作りに貢献できる人材の育成を目指す。そのために、以下のことを推進する。
(1) 学習における基礎・基本を徹底し個性を伸ばすことにより、知識・技能に加えて、学ぶ意欲や思考力・判断力・表現力等、幅広い学力を育む活動を推進する。
(2) 基本的な規範意識と倫理観、公共心や他者を思いやる心など、豊かな人間性・社会性を育む活動を推進する。
(3) すべての教育活動の実践をとおして、南北キャンパスの絆を強め、教職員の資質向上に努めるとともに、信頼され、期待される学校づくりを推進する。
・昨年度の学校満足度アンケートでは、ほとんどの項目において数値が向上しており、本校の教育活動が生徒の実感を伴って進められていることがうかがえる。一方、学習する雰囲気については年々高まりつつあるものの、授業を大切にする取組を今後も継続的に全校で進めていく必要がある。
・学習に向かう意欲が弱く、基礎的な学力に課題が見られる生徒に対して、個に応じたきめ細やかな指導を行い、一定の成果を上げることができた。しかしながら、欠席過多により高校生活の継続が困難となる生徒も依然として見られ、家庭と連携したより組織的、継続的な支援の充実が課題である。
・各学科・コースにおいて、八幡支援学校との交流をはじめとする特色ある教育活動を推進することができた。今後、教育効果を一層高めるために、各取組に共通して見られる視点や成果を整理し、校内での共有及び学科・コース間での連携を進めていく必要がある。
・インターンシップや学科、学年部での取組など体系的なキャリア教育を通して、生徒一人一人が目的意識をもって進路を考える力を身に付けることができた。その成果が外部からも高く評価され、文部科学大臣表彰等を受けるに至った。今後も早期からの進路意識の醸成と学力伸長を見据えた取組を進めていく必要がある。
・学校創立20周年を迎え、これまでの教育活動を振り返るとともに、次世代に向けた教育の在り方を検討する必要がある。そのため、南北キャンパスを含めた有機的な連携を一層深め、教育活動の質的向上を図ることが必要である。
【重点①】授業を中心に、学力と進路を保障する ➡経営方針(1)
・授業を教育活動の中心に据え、基礎・基本の定着を図るとともに、個々の教育的ニーズに応じた指導の充実を図る。
・ICTの効果的な活用や学習形態のUD化、日本語支援体制の整備を進め、就修学保障および進路保障の取組の充実を図ることで、中途退学の防止及び希望進路の実現につなげる。
【重点②】生徒が成長と達成感を実感できる教育活動の充実 ➡経営方針(1)
・学校行事、部活動、ボランティア活動、各学科の特色を生かした学習などを通して、生徒の興味・関心を引き出し、得意分野を伸ばす教育活動を充実させる。
・多様な体験の中で達成感や自己肯定感を育み、キャリア教育を体系的に推進する。
【重点③】学びと生活を支える基盤づくり ➡経営方針(2)
・生徒が安心して学校生活を送り、学習に取り組むことができるよう、保護者や地域等と連携し、基本的生活習慣の確立を図るとともに、社会生活を円滑に営む上で必要となるルールやマナーを理解し、互いを尊重して行動する態度の育成を進める。
・安心・安全な教育環境の整備および施設設備の維持・充実を進め、教育活動全体を支える基盤づくりに取り組む。
【重点④】共生社会の担い手を育てる教育の推進 ➡経営方針(2)
・多様な生徒が互いを尊重し、共に学び合う姿勢を育む教育活動を推進する。
・八幡支援学校との協働を含め、インクルーシブ教育の在り方について理解を深め、実践を通して共生社会の担い手として必要な資質・態度の育成を図る。
【重点⑤】教職員が協働し、学校全体の教育力を高める ➡経営方針(3)
・創立20周年を契機として、本校の教育活動を検証するとともに、生徒や保護者の声を把握しながら、5年後・10年後を見据えた教育内容の改善に取り組み、教育活動の質的向上を図る。
・南北キャンパス間の連携を強め、教職員間の共通理解を深めながら、チームとして生徒指導・学習指導を推進する。
・本校の教育方針や特色ある教育活動について、中学生や地域に具体的な学校の姿が伝わるよう発信方法を工夫し、本校の魅力を効果的に伝える取組を行う。
・ワークライフバランス及びタイムマネジメントの意識を高め、時間外勤務縮減に向けた業務改善に取り組み、教職員が研修や学びに向き合える環境づくりを進める。
学校経営計画年度末評価はPDF形式でご覧になれます。