9月9日(水)、まず、京都工芸繊維大学の池側隆之先生から映像についての講義と作業についての工程の説明を受けました。その後、ロトスコープでアニメーション素材を準備しました。身近なデバイスであるスマートフォン(講師持参)で、自分たちの5秒程度の動画を撮影し合いました。その動画から、トレーシングペーパーを使って「動き」のトレース作業を行いました。トレースした円形の連続画をフェナキスティスコープ(驚き盤)に配置し、盤を回転させながら隙間から鏡に移った動く絵を楽しみました。回転の速度によって映像も変化することを確かめました。その後、プラキノシスコープという装置に円形の連続画を装填し、手で回転をさせました。金属のカップ状に写る映像を眺め、一人一人の個性ある映像を楽しみました。