本校では、教養科学科の「総合的な学習の時間」に行う課題研究を「こだわり学」と呼んでいます。「こだわり学」では、学び方や考え方を身につけながら、主体的・創造的に探究活動に取り組んでいます。1年次では、コミュニケーションスキルを身につけ、取材やインタビューを通して、ポスターを作成し、ポスターセッションを行います。そして、2年次では8つのゼミ (国語、社会、数学、物理、化学、生物、地学、英語) に分かれ、自ら設定した課題研究に取り組みます。
今回は、コミュニケーションスキルを向上させるために、「伝言絵描きゲーム」 と 「ペーパータワー」の実習を行いました。
「伝言絵描きゲーム」は、グループを作り、1名が紙に書かれている図形を口頭で説明し、残りのメンバーが説明を聞きながら紙に書き写すということを行いました。言葉だけでは、相手に十分に伝わらないことがある為、工夫して説明する重要性を生徒たちは実感しました。
「ペーパータワー」は、グループで作戦会議を行った後に、制限時間内に協力してできるだけ紙を高く積むということを行いました。何かを決定・決断する際には、「時間、人、資源」の制約が必ずあるが、その中で創造性を発揮する必要性を学習しました。