本校では、教養科学科生徒の探究心・創造性・独創性の伸長のため、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として、総合的な学習の時間を「こだわり学」と称して、様々な活動に取り組んでいます。2年次では、生徒が独自のテーマで課題を設定し、研究(ゼミ活動)を行っています。そのまとめとして、4月18日(月)、3年生の代表が教養科学科の2、3年生に向けて校内発表を行いました。
昨年度は、「国語ゼミ」「社会ゼミ」「数学ゼミ」「物理ゼミ」「化学ゼミ」「生物ゼミ」「地学ゼミ」「英語ゼミ」の8つが開講され、各ゼミ内で発表を行い代表を選出しました。
[各ゼミの紹介](発表順)
地学ゼミ代表 池野 碧さん 「巨椋池の痕跡と土地利用の変化」
社会ゼミ代表 福阪 明日奏さん「ディズニープリンセスに学ぶ女性の在り方」
物理ゼミ代表 浦 匡将さん、今井 佑さん、辻田 圭吾さん、松田 琉斗さん 「判別ロボット 」
化学ゼミ代表 大原 來未さん「ケミカルガーデン」
生物ゼミ代表 大槻 宗祐さん「生分解性プラスチック」
国語ゼミ代表 関戸 統万さん 「笑いへの罠」
英語ゼミ代表 豊田 悠三さん 「Racial discrimination」
数学ゼミ代表 森 勇磨さん 「感染症と陽性率について」
各ゼミ代表者は、1年間の研究成果を伝えたいという熱意が充分に伝わる発表を行いました。いずれも甲乙付けがたい内容でしたが、最優秀賞に「生物ゼミ」が、優秀賞に「化学ゼミ」が選出され、表彰されました。
1年間の取り組みの成果を発表する芸術展を2月25日(金)、2月28日(月)に実施しました。感染症対策を行い、密を避けての実施のため、今年度も昨年に引き続き、在校生のみの鑑賞となりました。また音楽は生演奏ではなく、ビデオでの上映発表となりました。
在校生たちが友人の作品を鑑賞したり演奏を熱心に聞いたりしている姿が印象的でした。感想文には、友人の知らなかった一面に触れることができて面白かった、中学生の頃と比べてレベルの高い作品ばかりだったと書かれていました。
来年度の芸術展は保護者の方や地域の方にも御来場いただけるようになっているといいですね。
◎展示(教科別)
【芸術科】
音楽Ⅰ:作家研究レポート
美術Ⅰ:油絵・空想画
美術Ⅱ:Box Art・Pop up card
美術Ⅲ:卒業制作・技法体験
工芸Ⅰ:スープセット
描写:デッサン・デザイン・絵封筒
書道Ⅰ:漢字仮名交じりの書・一文字タイル
アートミックス:藍染め・抹茶碗・短冊
【家庭科】
家庭基礎:エコバッグ・クイリング作品
【情報科】
実用文書処理:観光案内パンフレット
こだわり学:マイプロジェクト優秀ポスター
【部活動、教職員】
美術部:Shake Hand加飾鮭・小パネル・芸術展原画パネル
書道部:一文字パネル・半切など
家庭部:華道
教職員:写真・染色・工芸・手芸
◎発表(教科、部活動、他)
【芸術科】
音楽Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・音楽総合選択者による演奏
美術Ⅱ・音楽Ⅱ:合同アニメーション
【情報科】
メディア概論:映像作品
【部活動】
吹奏楽部:演奏
茶道部:活動紹介ビデオ
【ほか】
図書部:創華祭フォトスライドショー