最先端科学から学ぶ講座(2021/07/16)

6月24日(木)、京都大学大学院情報学研究科からオンラインによる「最先端科学から学ぶ講座」を実施しました。AI(人工知能)について、第一線の研究者の方から講義や実技演習をしていただき、最先端技術と実生活との関連を学んだり、探究の方法等をどのように授業に生かすかを考えたりする貴重な機会となりました。
実技演習では、「Dialogflow ES を用いたスマートスピーカアプリの実装」と題して、自動音声対話アプリの作成方法について実演を交えながら教えていただきました。

【受講者の感想】

◇人工知能についての研究や教育とAIとの関わり、音声対話システムや視覚情報処理について最先端科学から学びを深めることができた。小学校の教育にどのように活かせるかを考えたとき、あまりに高度すぎる、と思う反面、実はその高度な研究のベースとなっているのは、基礎的なデータサイエンスや、算数、理科のデータ活用能力によって支えられていると思った。(小学校)
◇最新技術について考えるとき、それを理解するには、数学や理科などいろいろな教科の知識が必要であることがわかった。視野を広く持ち、これからの社会について生徒たちにも伝えたいと考えた。(中学校)
◇AIが今の社会でどのような位置付けとなっているのかなど、特に理数系の生徒に伝えたいと思った。また、探究学習などを通して知能や知性について考える時間を取りたいと思った。(高等学校)
◇Society5.0社会に向けた教育の進化が求められる。どういった人材を育てるのか、また生活の中でどのように活用していくのかを考える機会となった。特別支援学校においても児童生徒の実態に応じて、生活の中で活用の幅が広がるように学習の機会を保障していきたい。(特別支援学校)

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