最近、‘自分に自信がない子ども’や‘失敗を怖がる子ども’が増えていると感じている先生も多いのではないでしょうか。しかし、様々な困難に直面したときでも、自信をもち、失敗を恐れずに挑戦すること、そして失敗してもしなやかに心が回復することは、成長途上にある子どもたちにとって大切な体験です。
そこで、当センターでは、平成30年度から令和3年度まで「自己肯定感をもち、心が折れても立ち直ることができる児童生徒を育むために教職員がどう関わればよいか」ということを柱として研究をしました。

まず、平成30年度に教育相談研修講座を受講された全校種の教職員を対象に、子どもの自己肯定感に対する意識や実感についてアンケート調査を行い、教職員が大切にしている関わりについて、リーフレットにまとめました。
R2「折れない、しなやかな心」リーフレット(教職員への調査編)Pdf

次に、令和3年度に大学生を対象に、学校教育における教職員の関わりについてのアンケート調査を行い、子ども側からの声としてレジリエンスを育む教職員の関わりについて、リーフレットにまとめました。
R4「折れない、しなやかな心」リーフレットⅡ(大学生への調査編)Pdf
今、目の前にいる児童生徒の理解、そしてどのような関わりが大切かを考える際に参考となればと、府内全学校に配布するとともに、ダウンロードもできるようしました。日々子どもたちと関わる際に御活用いただけることを願っています。
研究の概要をまとめた動画コンテンツを作成しました。こちらもあわせてご覧ください。