須蒲先生の10月のおすすめの本は「せかいでさいしょにズボンをはいた女の子」(キース・ネグレー 作 石井 睦美 訳)です。
女の子がズボンをはく。今では当たり前のことが、当たり前ではない時代のお話です。主人公のメアリーがズボンをはいて町にでると「とんでもない。」「後悔するぞ。」と大さわぎです。お父さんが「人間って、当たり前だと思っていたことがかわってしまうのがこわいんだよ。」メアリーに話します。
自分たちにとっての当たり前は何かを考えていきたいものです。
水曜日と金曜日は、須蒲先生に読書の相談ができる日です。

