教育内容

 

11月11日(土)、莵道高校特色化事業の一環として「食文化交流」を実施しました。
京都府名誉友好大使であるマレーシア出身のヒュー ズー シンさんと、タイ出身のヘウツンチャラン ピトゥモンさんをお招きし、1年生の生徒16名、教員3名と一緒に、ナシ・ゴレン・カンポン(日本語では「田舎風のチャーハン」の意味)というマレーシアの代表的な料理を作りました。調理の前には、大使のヒューさん、ピトゥモンさんからマレーシアの食文化について解説していただき、マレーシア料理に関する理解を深めました。本校の生徒はほぼ全員がマレーシア料理初体験とあり、調理が始まると、エシャロットや空芯菜(くうしんさい)など、普段の料理ではあまり使用しない材料に新鮮さを感じていました。材料を炒め合わせるととても良い香りが広がり、あちこちで「美味しそう!」「お腹すいたー!」という声が上がっていました。作り方の手順は大使の方にわかりやすく説明していただいたので、生徒もほぼ完璧な手順で調理できていました。
大使のお二人は非常に優しく親切で、生徒もリラックスしながら食を通じた異文化交流ができました。東南アジアの料理を実際に食べ、自分たちの持っていたイメージと現実の味のギャップを楽しむなど、新たな発見ができる有意義な機会となりました。

 
 11月11日(土)、日本史選択クラスの2年4組の生徒が城陽市歴史民俗資料館へ見学しに行きました。
 資料館では、久津川車塚古墳を盟主墳とする城陽の古墳群や正道官衙遺跡の出土品やその立地を示す模型、中世の南山城に伝わる仏像、明治維新期の五榜の掲示などが展示されていました。また、明治から昭和期の城陽の茶業の発展を示す、茶箱や銘柄のラベルなども展示されており、生徒たちはこれらの地元にまつわる歴史資料を真剣に見学していました。
 
 そして、11月22日(水)の5限6限の時間に城陽市歴史民俗資料館の学芸員の方に来ていただいて、勾玉づくりを行いました。
 滑石に勾玉の形を書き、その形に沿って紙やすりで削っていきます。表面がなめらかになったら、染料で色付けをしていくという過程です。
 生徒たちは削った時に出てくる石の粉まみれながらも、思い思いの勾玉を作っていました。
 今回の事業を通して、地元の歴史や文化を少しでも身近に感じることができたと思います。生徒たちには、地元に対するさらなる興味と関心を身につけてもらいたいと思います。
 
 

 3回目は前回(2回目)と同じく、4班を2グループに分けて樹種の同定と土壌動物の同定をしていきました。

 前回とは樹木と土壌動物のグループを逆にしたのですが、検索表の扱い方など共通する部分が多かったためか、前に比べて効率的に作業を進めていけたように思います。

 今回で、おおよその樹種と土壌動物の分類できました。これを班ごとにまとめていき、次回はついに研究発表になります。

 

10月26日(木)に本校体育館で1年生キャリア教育講演会を行いました。 ベトナム出身で、京都府名誉友好大使のルオン カイン ティエンさんをお招きし、ベトナムの文化や日本との違いについて講演していただきました。 来年度の海外キャリア研修旅行にもつながる話で、生徒たちは真剣に講演を聴いていました。

 

 2回目は4班が2グループに分かれて、それぞれ前回サンプルを採集した樹木と、ツルグレン装置にかけて採集した土壌動物の同定(種類の特定)を行いました。

 樹木の同定は、葉の特徴を見ながら検索図鑑で調べていきます。これは慣れるまで少し時間がかかるため、生徒達も最初はなかなか上手く進めることができなかったようですが、森林総研の講師の先生の指導を受けながら、自分達なりに樹種の特定をしていきました。

 土壌動物の方も、実体顕微鏡というあまり慣れない機器の操作に手間取っている場面もありましたが、検索表を使って多数の生物を同定、さらに写真撮影まですることができました。

 次回はグループを交代して、残りのサンプルを同定していきます。

 

 昨年度に引き続き、今年度も2年理系クラスの生物選択者を対象とした森林総合研究所(森林総研)関西支所との連携事業が実施されます。森林総研で研究をされている専門の講師の指導を受けながら、莵道高校の裏山である「莵道の森」の森林調査を行います。

 今年のテーマは「樹種同定」と「土壌動物調査」です。検索表を用いて「莵道の森」の調査区に生育する樹木の種類を調べ、また、ツルグレン装置を使った土壌動物の調査に挑戦します。


 1回目はまず、森林総研から来ていただいた講師の先生から研究についての説明を受けました。

 その後、実際に「莵道の森」に入り、林内4ヵ所の土壌を採集しました。さらに調査区に生育する樹木の枝葉を採集しました。

 実験室に戻ってから、採集した土壌をツルグレン装置にかけ、樹木の枝葉を乾燥標本にしました。

 次回(来週)は、これらのサンプルをもとに樹種や土壌動物を同定していきます。

 

10月5日(木)7限目、本校体育館にて、2年生を対象にキャリア教育講演会を行いました。講師として佛教大学教育学部の原清治先生をお招きし、「学ぶこと・働くこと・生きること」と題してお話をしていただきました。
2年生の今、卒業後の目標を明確に設定することの必要性、その目標をまわりの人たちに向けて宣言すること、さらにまわりがそれを暖かく支援することの重要性が強調されていました。論理的でありながら、冗談を交えてのわかりやすいお話で、真剣に聞き入る生徒の姿がありました。
また保護者の方(希望者)にも聴講いただきました。ありがとうございました。

 

9月8日放課後、本校体育館にて第2回センター試験説明会を行いました。
昨日一昨日と盛り上がった莵道祭も終わり、3年生は受験モードに切り替えです。
説明会では、志願票の入った受験案内が配布され、検定料払込や志願票の書き方について、詳しく説明がありました。来週から出願に向けて、書類の確認に入ります。
国公立大学志望の生徒はもちろん、私立大学志望の生徒も併せ、学年の9割を超える253人が受験するセンター試験です。
文化祭で培った団結力で、受験まで学年全体で乗り切ってほしいと思います。
がんばれ、3年生!