教育内容

 

 今年5月から始めた、2年理数系生物選択者による学校林調査も、森林に入っての調査は10月で

終わりです。森林調査最終回には、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所

の中尾 勝洋氏に御来校いただき、植生や種の同定、今後のまとめ方について教えていただきました。

 今後、半年間の調査結果をまとめ、学校林の生態について考えていきます。


 

継続して学校林の調査を行っています。


・毎木調査班:どんな樹木が学校林にあるかを調べています。学校林内の一角の樹木すべてに印をつけ、webアプリを使いなら樹木の同定を行っています。

・シカによる食害調査班:学校林の一カ所をネットで囲み、シカが入れないようにしました。そのネット内の植物が、周りと比べて、どれくらい成長するかを調べています。

・土壌の分解能力調査班:Tバックを土に埋め、Tバックの内容物がどれくらいの速度で分解されるかを調べています。さらに、簡易なツルグレン装置を使い、土壌生物の調査を始めました。


土壌の分解能力調査班、シカによる食害調査班、毎木調査班ともに、データが集まってきました。

 

毎月、学校林に入り、土壌の分解能力調査、シカによる食害調査、毎木調査を行っています。

令和4年7月8日、再び、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏をお招きし、
調査方法や植物の同定方法を教えていただきました。


 

2022年6月11日(土)莵道高校科学部の生徒を対象に「宇治川魚類観察会」を行いました。
本校教員から観察・採集方法の説明後、塔の島で観察と釣りによる採集を行いました。
3時間ほどの採集で、コイ、フナ類、ブルーギルを確認し、ハゼ科の魚類がたくさん採集できました。

採集したハゼは科学部で詳細に調べた結果、国内外来種のヌマチチブであることが明らかになりました。
現在では宇治川で普通にみられる魚になったようです。


 

今年度(2022年度)も莵道高校2年生理系生物選択者を対象に、森林総合研究所との連携授業を開始しました。

第一回目(5/20)は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から
御講義をいただき、調査方法を御教授いただきました。

今年度は、土壌の分解能力調査シカによる食害調査を継続するとともに、毎木調査を行います。

 

保護者の皆様

Classiの保護者向けガイドを掲載しています。

(2022/04更新)

 
 

ファイル名:classip2204.pdf

PDFファイル容量:【800.6KB】

※PDFを開くには下記「Classi保護者向けガイド」をクリックして下さい。

 

在校生の皆様

Classiの生徒向けガイドを掲載しています。

(2022/04更新)

 
 

ファイル名:classis2204.pdf

PDFファイル容量:【1159.9KB】

※PDFを開くには下記「Classi生徒向けガイド」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:35sinro0403sotuGO.pdf

PDFファイル容量:【190.3KB】

※PDFを開くには下記「35期生 合格状況(令和4年3月卒業)」をクリックして下さい。

 

令和3年度卒業生合格状況(現役生のみ)

 国公立大学   34名

 私立大学   698名(うち関関同立 76名)

 短期大学     6名

 専修各種学校  14名


主な国公立大学の合格者(国公立大学合計34名)

 神戸大     2名
 京都教育大   2名
 京都府立大   5名
 京都府立医科大 1名
 京都市立芸術大 1名
 大阪教育大   1名
 大阪公立大   1名
 滋賀大     1名
 滋賀県立大   9名
 奈良教育大   1名
 奈良県立医科大 1名
 千葉大     1名
 福井大     1名
 島根大     1名
 鹿児島大    1名
 琉球大     1名
 福井県立大   1名
 岡山県立大   1名
 公立鳥取環境大 1名
 高知工科大   1名


主な私立大学の合格者(私立大学合計698名)

 同志社大学   12名
 立命館大学   36名
 関西学院大学   7名
 関西大学    21名
 龍谷大学   150名
 京都産業大学  87名
 近畿大学    28名
 佛教大学    56名
 同志社女子大学 15名
 京都女子大学   9名

 
 

ファイル名:22tdkyouikukatei_2021in22in.pdf

PDFファイル容量:【59.4KB】

※PDFを開くには下記「令和4年度実施教育課程」をクリックして下さい。

 

令和4年度入学生教育課程と令和4年度2,3年生の教育課程

 
 

ファイル名:posterecology0319.pdf

PDFファイル容量:【539.0KB】

※PDFを開くには下記「2022年3月19日生態学会で発表」をクリックして下さい。

 

 2022年3月19日 第69回日本生態学会大会の高校生ポスター発表に参加し、発表しました。

 2年理系生物選択者のうち有志の7名が、「総合的な探求の時間」で行った探究活動に、追加のデータを加え、議論を重ねまとめました。発表は、オンラインで行われたため、学校からテレビ会議システムを使用しての参加です。同様の研究を行っている他校生と交流したり、研究者からコメントや助言をいただきました。


 発表タイトル:学校林におけるシカ柵設置による植生の変化

 

令和4年1月29日(土)グローバルネットワーク京都交流会が「持続可能な国際社会の展望」というテーマで行われました。

今年は、コロナ禍の中、オンラインでの交流会です。

1年代表2チームがポスター発表を、2年生の代表チームが英語でプレゼンテーションを行い、他校と交流しました。

また、「グローバルネットワーク京都論文コンテスト」では、2年 今市 美月さんが佳作に選ばれ、表彰されました。

 

以下のリンクにClassiのガイドを掲載しています。

Classiの生徒向けガイド

Classiの保護者向けガイド

 

2021年12月18日(土)に莵道高校の体育館で「文化部・宇治田楽発表会」がありました。

今年度は、10月の宇治田楽まつりへの出演を目標に37人のメンバーで6月から練習を開始しました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2学期前半の練習ができず、10月の発表は断念することになりましたが、今回の発表に目標を切り替え、計10回の練習を必死に取り組んできました。本番では伸びのある踊り、きれいなハーモニーを奏でた笛、力強くリズミカルな太鼓がぴったりと合い、練習の成果を十分に発揮することができました。当初の予定よりも長い活動期間となりましたが、全員で最後までやりきることができ、本当に良かったと思います。

 

 2学期の間、情報の授業で「持続可能な国際社会への展望」をテーマに取り組んできた学習の集大成として、11月25日に体育館で各クラスの代表チームがプレゼンテーションを行いました。クラス内の発表を通して選ばれ、さらに内容をブラッシュアップした各チームが充実のプレゼンを行い、学年全員で投票し、学校代表2チームを選びました。どれも甲乙つけ難い優れた発表でした。選ばれた2チームは令和4年1月のグローバルネットワーク京都交流会に莵道高校代表として参加します。

 

12月3日(金)

 本校のUJI学の取り組みのひとつとして本校生徒を対象に「宇治フィールドワーク」を行いました。世界文化遺産のひとつ「宇治上神社」、さらに「宇治川 先陣の碑」を訪れ、本校教員から歴史文化のレクチャーを受けました。また老舗の茶専門店では、お店の方から御指導をいただきながら実際に石臼を引き、茶をたてる抹茶体験をしました。最後に夕暮れの中、興聖寺を訪れ、ライトアップされた紅葉を眺めながら、参加生徒は満足そうな顔をしていました。

 

 10月末~11月初めにかけて、国際理解講演会を行いました。今年はJICA関西より1クラスに1名、総勢5名の講師の方々にお越しいただき、各クラスごとで講演していただきました。例年のように体育館で学年全体講演会を行うより、ぐっと距離が近く、アクティビティなども取り入れて、生徒は自分の身近なこととしてお話を聞くことができました。パラグアイ、モザンビーク、ブラジル、スリランカ、インドネシア、エチオピアとお話いただいた国も多岐にわたっており、生徒たちもSDGsに関連した国際協力に興味と関心を持つことができました。

 

 11月19日(金)および22日(月)に、2年生理数コース物理選択者対象に、京都教育大学名誉教授の沖花彰先生をお迎えし、「分解してもののしくみを探る」というテーマで出前授業をしていただきました。IH調理器を使って電気や磁気に関する様々な実験を行い、結果からIH調理器のしくみを探りました。最後は、IH調理器を実際に分解してそのしくみを確認しました。身近にあるIH調理器を使った今回の実験を通じて、生徒たちはより物理に親しみを感じることができました。

 

 これまでの調査結果をグループでまとめ、講座内の発表会を実施しました。

 今年は、各班に分かれ、Tバッグインデックス、土壌の分解能力、シカによる食害、落葉の実験・調査を行いました。今回、分担を決めて結果を整理し、グループ内で議論を重ね、考察を行いまとめました。予想どおりの結果は少なく、探究活動の難しさと面白さ、重要性を味わうことができました。

 発表の最後には、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から御講評をいただきました。

 今回調査した内容の一部は、さらに考察を重ねた上で、3月に「日本生態学会」高校生の部門に参加する予定です。

 

今年も森林総合研究所との連携講座を実施しています。

土壌の分解能力調査、シカによる食害調査、落葉の調査を行い、学校林に関するデータを集めています。

集めたデータを元に、互いに考えたり、話し合ったりして、調査内容をまとめる予定です。

 

 令和3年、今年も、2年理系生物選択者を対象に、森林総研との連携授業を開始しました。

学校林を題材にし、調査をとおして科学的に探究する力を身につけることを目的としています。
今年度は、土壌の分解能力調査やシカによる食害調査など、様々な調査を行います。

 第一回目は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から御講義をいただき
早速調査を開始しました。