商業と情報の専門学科を設置する京都すばる高校は、規律ある授業と高い目標を持った特別活動を通じて、確かな学力と豊かな心を持った人材を育成します。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大学講義の受講など、プログラムが中断しておりました京都産業大学経営学部との高大接続プログラムが6月より再スタートしました。
会計科の3年生希望者を対象に、大学より新たな課題が出され、生徒たちは約1か月をかけてこの課題に取り組んでいきます。
さらに、8月には"特別講義「会計学概論」"を今年度はWebを用いて集中受講する予定です。
1月24日(金)、会計科3年生課題研究「地域デザイン研究」「ソーシャル・マネジメント研究」「ファイナンス研究」「グローカル連携研究」4講座合同で報告会を実施しました。
目的は、それぞれの研究内容を振り返るとともに、他の研究内容を聴き、卒業後のキャリアに生かす機会とするためです。
オープニングに校長先生からご挨拶をいただき、その後発表順を表計算ソフトのランダム関数で決定しました。
当日決定するというドキドキの中で、本気で取り組んだ内容からも、それぞれの思いがあふれるプレゼンとなりました。
エンディングは、1年間の記録を音楽に合わせたスライドショーで振り返り、記憶に残る1時間となりました。卒業後の活躍も期待しています!
2月3日(月)、会計科2年生を対象に京都産業大学経営学部との高大接続プログラムがスタートしました。
第1弾として、経営学部教授・橋本武久先生をお招きし、「簿記・会計を学ぶ意味とその魅力」について御講義いただきました。
簿記・会計を学ぶことの魅力を熱く伝えていただき、自分たちが学ぶ「簿記・会計の意味と意義」について考える機会となりました。
このプログラムも今年度で4年目、高校での学びを大学での学びへと繋げる専門教育を実施し、会計プロフェッショナル人材の育成を目的として取り組んでいます。
今後は希望者を対象として、大学での学びを知る取組みや大学での講義受講など、さらに進めてまいります。
本プログラムでは、大学の単位の先取りや推薦入試による進路実現に繋げていきます。
1月21日(火)会計科3年生課題研究「グローカル連携」のメンバーが稲荷小学校の4年生と連携し、「捨てたくなるゴミ箱」を完成させ、伏見稲荷大社周辺の商店街に出来上がったゴミ箱を設置しました。
本研究では、「外国人観光客で賑わっている伏見稲荷大社周辺の課題」をテーマとして、地域の課題を自分ごと化し、「住みよいまちづくり」を目指す授業を展開しています。
昨年の末に稲荷小学校の4年生からデザイン案を受け取り、1月10日の授業で、そのデザインを基に製作可能なゴミ箱を考えました。
1月14日に完成イメージのイラストと材料を稲荷小学校に持ち込み、製作がスタートしました。
そして、1月21日に製作の続きを行い、完成させることができました。
小学生とともに商店街へ足を運び、三つの店舗に「捨てたくなるゴミ箱」を設置していただきました。御協力していただいた関係各所の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
12月17日(火)会計科3年生課題研究「グローカル連携」15名が、伏見稲荷大社周辺で外国人参拝者および観光客をターゲットにecoゴミ袋を配布しました。
本研究では、「外国人観光客で賑わっている伏見稲荷大社周辺の課題」をテーマとしています。
その課題の一つであるゴミ問題に着目し、外国人参拝者・観光客が自身のゴミは自身で持ち帰っていただくというものです。
さらに、参道や道路に落ちているゴミを拾っていただけるような行動が定着すれば、参拝者や観光客が地域を訪れるたびに地域が綺麗になっていくというサイクルができるのではないかと考えました。
ecoゴミ袋となる「和風のはぎれ」で手作りした巾着袋を48個作成し、その中にゴミを入れても汚れないように新聞紙を敷くという工夫を凝らしました。
配布時に、外国人参拝者や観光客にecoゴミ袋の使用方法を説明し、参拝・観光へ行っていただき、その途中で出たゴミを巾着袋に入れて持ち帰っていただきました。
持ち帰っていただいた方々には、取組について肯定的な意見をいただき、取組の趣旨が伝わったように思います。
今後の予定は、来年の1月に振り返りを行い、どのように発展させていけばよいのかを考え、本日の調査結果を「伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり会議」に報告する予定をしています。
12月17日(火)会計科3年生課題研究「グローカル連携」のメンバーが稲荷小学校の4年生と連携し、小学生が考えた「捨てたくなるゴミ箱」の案を受け取りました。
本研究では、「外国人観光客で賑わっている伏見稲荷大社周辺の課題」をテーマとしています。
その課題の一つであるゴミ問題に着目し、「捨てたくなるゴミ箱」を設置すれば、ゴミのポイ捨てがなくなるのではないかと考えました。
捨てたくなるゴミ箱制作を稲荷小学校の4年生も考えているということを教えていただき、連携して制作することが決まりました。
その取組の第1回目として、小学生が考えた案を高校生が持ち帰り、実現できそうな案を来年の1月に小学生へ提案し、一緒に制作します。
12月10日(火)会計科3年生課題研究「ソーシャル・マネジメント研究」15名が、チームごとに半年間の取り組んできた成果について企業訪問を実施し、プレゼンを行いました。
◆小川珈琲株式会社様:「講演とSNSの力」
◆株式会社ウエダ本社様:「未来の働き方をよりよくする」
◆株式会社大垣書店様:「憩いの場 図書室」
6月の訪問時にいただいた課題から、上記のようなテーマで提案させていただきました。
慣れない中でのプレゼンや企業様の会話から広がる新たな問いについて、深掘りしながら、考えを共有しました。
関係企業の皆様、貴重なお時間を取っていただきありがとうございました。
当日の様子について、株式会社ウエダ本社様と連携授業全体をコーディネートいただいている認定NPO法人グローカル人材開発センター様のfacebookにアップいただいています。
11月26日(火)会計科3年生課題研究「ソーシャル・マネジメント研究」15名が、老人保健施設「いわやの里」・特別養護老人ホーム「ヴィラ山科」で利用者の方との交流会を実施しました。
9月に武田病院グループのスタッフの方にお越しいただき、講義や疑似体験、グループワークの連携授業をとおして学ばせていただいたことを活かし、今回、現場での交流会の企画、実施となりました。
当日は、アイスブレイク(質問をして正解を導くゲーム)を行った後、すばる版マットスを行いました。現場でどう対応し、どのようにコミュニケーションをとるのか、本当に貴重な学びの機会となりました。
利用者の皆様はじめ、ご協力いただきました武田病院グループのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
※マットスについての詳細はこちら