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南丹市立美山小学校

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2018/03/05

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「王さまと九人のきょうだい」
訳)君島 久子     岩波書店

子どものいないおじいさんとおばあさんのところに、ある日9人も赤んぼうが生まれました。
ちからもちに、くいしんぼう、はらいっぱい、ぶってくれ、ながすね、さむがりや、あつがりや、切ってくれ、みずくぐり。
このきょうだいが成長したとき、王さまがつぎつぎと難題をふっかけてきました。
――中国の少数民族のお話の傑作絵本です。



1年生もそろそろ終盤なので 少し長いお話ですが 展開がわかりやすくおもしろいので聞いてもらえるかな、と思って選びました。
訳は、中国の民話や昔話を多数翻訳している君島久子さん。
きょうだいがくりかえし王さまの難題を一蹴するくだりは、名前のおもしろさとともに、何度読んでも飽きません。
みんなも 
まず きょうだいの名前のおもしろさで 興味がわいたみたいです。
絵は『スーホの白い馬』で著名な赤羽末吉さん。
不機嫌な王さまの表情といい、悠々とした中国の風景といい、ユーモラスな構図や絵筆の色合いといいすばらしい。


わかりやすく繰り返しの 痛快な展開なので 後半は嬉しそうに口々に次の展開を予想していました。

2年生
「おまえうまそうだな」
作)宮西 達也     ポプラ社

アンキロサウルスのあかちゃんのまえに、ティラノサウルスがあらわれて、「ガオー! おまえうまそうだな」とちかづいていくと - - - 。



人気の絵本なので「知ってるー」という声の多かったのですが、みんな喜んで聞いてくれました。
恐竜に詳しい男の子もたくさんいて 盛り上がっていました。

もう一冊は
「むらの英雄」
文)わたなべ しげお     瑞雲社

昔、アディ・ニハァスという村の12人の男達が、粉をひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。帰り道、一人が仲間を数えてみたら、なんと11人しかいない!いなくなった一人とは…。
読み聞かせに楽しいエチオピアの昔話。



絵を見ると オチがすぐわかってしまうということもあって 今回は絵を見せずに お話を聞いてもらいました。
最初に 「よく聞いていてね。 この謎がわかるかな・・・」と 話していたので みんな 真剣にじーっと聞いてくれていて、すぐに ピンときた子もいたようです。

3年生
「10分で読める 星座の話」より「七ひきのぶた」

中国の北斗七星にまつわる神話です。
どの学年でも このお話はみんな興味を持って喜んで聞いてくれます。
星座にまつわる昔話は中国のほかにも ギリシャ神話でもあるよ、と話しました。

4年生
「茂吉のねこ」
作)松谷 みよ子    ポプラ社

鉄砲うち名人の茂吉は 酒好きで ねこを一匹飼っていました

茂吉が酒を買いにいくと なんと さかやの主人が 酒代が貯まっているから払えと言うのです 。しかし・・・・。



秋田の民話が元になっているようですが、物にも魂が宿ると考えた日本人らしいお話だな、と思いました。
絵もちょっとおどろおどろしいのですが 不思議な民話で じーっと聞いてくれていました。


5年生
「わらのうし」
文)内田 莉沙子    福音館書店

貧しい老夫婦がわらで作った牛で、熊と狼と狐を捕まえますが、逃がしてやったお礼にハチミツや羊や鶏を手に入れ、幸せに暮らすというウクライナで最も愛されている昔話。



おばあさんが かしこいだけじゃなく 居眠りしている間に 動物を次々と捕まえていくのがなんだか可笑しいのです。
正直で優しいおじいさんともコンビで 幸せに暮らせてよかった、よかった。

 細かく描きこまれた線が印象的な絵でした。
大人的には 寝ている間に大もうけというのがうらやましくて 発明するって素晴らしいね、と つい 言ってしまいましたが5年生にわかったかなぁ(笑)

6年生
「ねえ、どれがいい?」
作)ジョン・バーミンガム    評論社

「ねえ、どれがいい?」と問いかけながら、次々と繰り出される奇想天外な選択肢。

子どもたちは「どれもイヤ」と言いながら、大喜びであれやこれや悩みます。
30年近く愛され続けてきたベストセラー絵本



低学年でよく読んでいた絵本ですが 6年生でも大正解でした。
低学年のときは 選択肢の設定のおもしろさが受けて盛り上がり どれがいいかの選択は実はよくわかっていなかったりするのですが、6年生ともなると かなり真剣に 究極の選択を考えていました。
どれを選ぶか なんとなく その子の個性も表れたりするので おもしろかったです。

楽しかったのですが やっぱり そろそろ卒業を控えた6年生に これだけで終わるのはなぁ・・・と もう一冊

「たいせつなこと」
作)マーガレット・ワイズ・ブラウン   フレーベル館


1949年にアメリカで出版されて以来、読みつがれてきた絵本です。
「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけます。

スプーンは食べるときに使うもの。
でもスプーンにとって大切なのは、それを使うと上手に食べられるということ・・・。
たいせつなことは何か、ひとつひとつのものについて、語りかけてゆきます。
ひなぎくは しろい、あめは うるおす、くさは みどり・・・。



「あなたにとって 
たいせつなのは あなたがあなたであること」
この最後の一文が手書きで、丁寧に丁寧に書かれています。
訳者の内田也哉子さんが書かれたのかなぁと思って調べてみると、旦那様の本木雅弘さんの御自筆だということです。



09:12 | 読み聞かせ