「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室

1年生

『ざっそうの名前』

長尾玲子/作 福音館書店

おじいちゃんの家にあそびにいった太郎は、庭できれいな花をみつけます。「あれは、ヒメジョオンっていう花だよ」おじいちゃんが名前をおしえてくれたその花は、誰が種子をまいたわけでもないのに、いつのまにか生えてきた雑草の花でした。「どの草にも、みんな名前があるんだよ」おじいちゃんは、庭にはえている雑草の名前をひとつずつ教えてくれました。美しい刺繍の絵本です。

「この花知ってる?」と聞くと、口々に「知ってるー!」「知らーん!」と答えてくれました。

2年生

『くだものだーれ?』

よねづ ゆうすけ/作 講談社

くだものにかくれんぼしてるのは、だーれ? 
だれがかくれているのか、みつけられるかな? 
あてっこ遊びが楽しいしかけ絵本です。

なんの動物が隠れているか、なかなか難しかったですが、みんな色々と想像して答えてくれました。

『パンどろぼうとりんごかめん』

柴田ケイコ/作 KADOKAWA

にわとり一家がいとなむコッコ農園へ、パンをとどけにやってきたパンどろぼう。
なにものかに農園があらされていることを知り、みまわりにでかけます。
「あ!のうえんをあらしているのはおまえたちだな!」
「うまそうなパンがあらわれたブヒ」「たべてやるブホ」
ピンチにおちいったパンどろぼう。そこに登場したのは―――?

たくさんツッコミを入れながら、楽しんで聞いてくれていました。

3年生

『ドーナツのあなのはなし』

パット・ミラー/文 ヴィンセント・X・キルシュ/絵 金原瑞人/訳 廣済堂あかつき

ドーナツのあなはどうしてできたのでしょうか?
それは1847年に、16歳のハンソン・グレゴリーが、船で朝食を作っているときに発明しました。
最初の名前は「あなあきケーキ」。それが世界中に広まって、みんなの大すきなドーナツになりました!当時の船乗りの愉快な話と史実に基づいて語られる「ドーナツのあな」の発見物語。楽しいイラストと語り口がユニークなノンフィクション絵本です。

ドーナツの穴について知っている子が2人ほどいて、穴の理由を教えてくれました。みんな「本当かな?」と興味深げに聞いてくれました。

4年生

『ぼくのにいちゃんすごいやろ!』

くすのき しげのり/作 福田岩緒/絵 えほんの杜

ヒデトシのお兄ちゃんは、ちびっこで、なきむしで、えばりんぼう。
けれども、本人はまったく気にも留めない様子。ヒデトシはそんなお兄ちゃんが大好きだけれど、
情けなくもあり……。そんなある日、みんなで釣りに出かけたところ、大ピンチに見舞われて……。
お兄ちゃんは弟たちを助けられるのでしょうか?

しっかりと集中して、楽しんで聞いてくれていました。

5年生

『花さき山』(大型絵本)

斎藤隆介/文 滝平二郎/絵 岩崎書店

山菜をとりにいって、山ンばに出会ったあや。やさしいことをすると美しい花がひとつ咲くという花さき山の感動のものがたり。心にのこる名作絵本です。

道徳の授業で読んだことがあるそうですが、絵本でははじめてということでした。みんな一生懸命聞いてくれていました。

6年生

『てんにんにょうぼう』(日本の昔話 こどものとも)

長谷川摂子/再話 中井智子/絵 福音館書店

天から舞い降りてきた天女たちが川で水遊びをしていると、男が衣をひとつ隠してしまいます。天に帰れなくなった天女は男と夫婦になり、子どもが生まれますが、ある日、天女は自分の衣を見つけ、天に帰ってしまいます。男と子どもは、天女をおって、天にいくのですが…。新潟の昔話を元にした羽衣伝説。七夕の由来譚でもあります。

みんな集中して、聞いてくれていました。

※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。

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