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南丹市立美山小学校

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美山学 地域連携コーディネーター通信


2019/07/10

かやぶきを葺く!

| by 美山学
 美山のお宝WORLD!お宝さがしにLet’s Go!

  3年生の総合的な学習の時間に取り組んでいるのは、題して「美山のお宝WORLD!お宝さがしにLet’s Go!」。
 今年の3年生が目を付けた「お宝」とは、かやぶき民家です。
 7月2日に、かやぶき屋根職人をされている(株)茅葺き「ぶんな」の金谷さんに学校へ来ていただき、かやぶきについて教えていただきました。
 
 
 子どもたちがお宝と認めたかやぶき民家、そのかやぶき職人である金谷さんは、3年生の保護者さんでもあります。
 身近にお宝を作っている匠がおられるというのは、それだけでもすごいことだと感じます。
 最初に教室で、かやぶきがどんなふうにできているのか、材料のことなどかやぶきについてのお話をたくさん聞かせていただきました。
 そのあと、体育館で実際にかやぶきを葺く作業を体験させていただきました。
   
 準備だけでも、ものすごい作業量ですが、さすがに職人さんです。手際よくあっという間に組み上げられ、かやぶき屋根の構造が出来あがりました。いつもは見上げる位置にある屋根が、目の前に現れました。ここまでは子どもたちは実際には見ていない行程です。授業は組み上げられた状態からスタートしました。
  
 かやぶきを葺くための専用の道具がいくつもありました。
 これから実際に自分たちが手にして作業するということもあり、危険も伴いますからいつも以上に真剣に聞いています。
    かやぶきを葺く行程は、かや(ススキ)を丁寧に並べて、その上から竹で押さえて、まるで縫物をするかのように内側の骨組みに縄で縫い付けていきます。道具も大きな針(その名前もそのままハリと言います)を使います。
  
 かやの根元の切り口を上手にそろえてタタキで叩き、斜めの屋根の構造を作り上げます。
   3年生のかやぶき屋根が葺きあがりました。実は屋根の表面がかやの切り口で仕上がっているということ、こうしてみるとよく分かります。
 そして、雨が漏らないように工夫された昔の人の知恵も感じられます。
   
 あっという間に葺きあがった屋根は、終わった後にあっという間にバラバラに元通りにされました。
 実際の屋根葺き替えの作業も、バラバラにされると肥料になったり、土に返ったりしていくのです。
 捨てるけれどもゴミにならない、それもかやぶき屋根のすごいところです。

 話で聞くだけでは難しいこともありますが、こうして実際に体験してみると、子どもだけでなく大人もかやぶきの魅力をあらためて感じました。職人さんの思いも伝わります。貴重なお話と体験をさせてくださった金谷さん、ありがとうございました。

 これらを踏まえて、今度はかやぶき民家がたくさんあり、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている北地区「かやぶきの里」へ行ってきました。
 その様子は次回の美山学でご報告します。
15:29 | 3年