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京都府立京都八幡高等学校

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教育内容

『生活支援技術』の授業で、医療的ケアである経管栄養のケア実施の手順についての演習を行いました。ケアを実施するなかで、必要となる知識を身につけ、適切かつ安全に処置が実施されるための方法を学びました。

 

1学期『生活支援技術』の授業で、杖歩行介助の実習を行いました。杖を使用し階段や段差を通行する際、お互いに利用者の立場になり、安心して通行するための注意点や声かけの方法を学びました。

 

7月11日(火)、18日(火)の『生活支援技術』の授業で入浴介助実習を2グループに分かれて行いました。1つのグループは、片麻痺のある利用者の方への一般浴の介助方法をペアで考えました。もう1つのグループは、実習用モデル人形を用いて特殊浴槽での介助方法を学びました。

 

7月11日(火)、18日(火)に『生活支援技術』の授業でベッド上での洗髪実習を行いました。洗髪の際に出る水を流すケリーパッドを各自で作成し、くしやブラシで頭髪をとかした後、お湯をかけ、シャンプーを泡立て頭皮をマッサージするようにして洗いました。介助方法だけではなく、利用者の立場になり、安心して介助ができるような方法を学びました。

 

『生活支援技術』の授業で車いす介助実習を行いました。段差やスロープを走行する際、お互いに利用者の立場になってみることで気付くことも多く、安心して走行するための操作方法や声かけの方法を学びました。

 

5月2日(火)3・4限、「生活支援技術」でベッドから車いすへの移乗介助を学びました。

来週のテストに向けて、効果的な声かけの方法を考えながら練習しました。

 

3月24日(金)14:00 第35回 介護福祉国家試験合格発表がありました。

本校介護福祉科3年生の合格率は、初の 100% を達成しました。(全国平均合格率84.3%)

本当に生徒たちは、よくがんばり後輩たちへのよきお手本になってくれました。

介護福祉科3年生のみなさん、今後の活躍を期待しています。

 

 令和4年12月4日(日)、みやこめっせで開催されたSKY人生100年フェスタ2022「高校生横丁」(京都SKYセンター主催)に、介護福祉科の生徒10名が参加しました。この催しはシニアを中心に、高校生をはじめとする多世代との交流を通して元気になっていただき、人生100年時代を心豊かに過ごしていただくヒントとなるような出展を期待されています。今回が2回目の参加となり、「脳活性トレーニング」をキーワードにハンドマッサージと鏡を使った迷路を企画し、のべ100人以上の方々に体験していただきました。参加した1年生は、最初はうまくお話ができず不安そうな様子でしたが、徐々に会話が弾み来場者からも笑みがこぼれる楽しいお話ができるようになりました。一方、さすがは3年生。見事なコミュニケーション力で会場を盛り上げ、主催者や来場者からお褒めの言葉をたくさんいただきました。校外での活動を通してさらに成長を実感できる貴重な時間を過ごすことができました。

 

介護福祉科では、3年間で合計57日の「介護実習」を高齢者福祉施設で行っています。残念ながら今年も新型コロナウイルス感染症の影響により、「校外での介護実習」は、3年生は3日(本来は22日)、2年生は2日(本来は10日と12日の2回実施)実施し、1年生は全日程中止(本来は5日と8日の2回実施)となりました。介護福祉士の国家試験受験資格を得るために、中止になった実習日程を「校内での介護実習」で補う必要があるため、「校内実習」に真剣に取り組んでいます。

 

 1年生は2人一組でベッドにシーツをかける練習を行ってきました。二人の息を合わせ「早く美しく」を目標に、自分が寝てみたいと思えるベッドメイキングを、クラスの全員ができるようになりました。その成果は、10月31日(土)の専門学科説明会でも発揮され、説明会に参加してくれた中学生にお手本を見せたり、美しいベッドメイキングができるポイントを説明したりと、学習したことをしっかり発揮することができました。


 

10月16日(金)「介護総合演習」の授業で、介護福祉科1年生を対象に「先輩の話を聞く会」を開催しました。当日は、今年の3月に本校を卒業し、高齢者介護施設に就職した先輩二人を講師としてお招きし、高校生活の過ごし方や介護のやりがいや楽しさについての話を聞くことができました。生徒は熱心にメモを取りながら先輩の話に耳を傾け、「国家試験対策の方法」や「高校生活でやっておくべきこと」といった質問を積極的にしていました。1年生は介護実習が中止となり、介護の現場経験ができませんでした。しかし、実際に高齢者介護施設で働く先輩のリアルな話を聞くことによって、介護の仕事や高齢者介護施設での仕事内容について、少しだけ理解を深めることができました。

 

介護福祉科では国家資格「介護福祉士」の資格取得を目指しています。介護福祉士は、高齢者施設等の事業所において医師や看護師の指示のもと、医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養)を行うことができます。そのため、授業において医療的ケアを学ぶことが必修となっています。この日に行われた校内介護実習では、昨年度、医療的ケアの基本研修を終えた3年生が2年生の指導役として学び合う合同授業を行いました。3年生は、他者に教えることの難しさを感じながらも、昨年同じ悩みや苦労をしてきたからこそできる適切なアドバイスを行っていました。また、2年生は普段の学校生活とは違った、先輩の厳しくも優しいアドバイスを真剣に受けとめ、とても温かい雰囲気で充実した内容の校内介護実習となりました。

 

介護福祉科3年生が、「校内介護実習」で入浴介護を行いました。どのように介助すれば安心安全に入浴していただけるのか、生徒が援助者と利用者の両方の経験をする実習の授業により、しっかりと確認できました。入浴介助では、「浴室はとても滑りやすく、利用者の自立を支援するためにどこまでお手伝いして良いか考える機会になった」、「浴室の湯気とフェイスシールド内の湿気、事故を起こしてはならないというプレッシャーでとても疲れた」といった実習ならではの学びの実感と緊張感を経験することができました。また、利用者の立場でモデルとなることで、「他の人に身体を洗ってもらう時は恥ずかしかった」、「身体を洗っている時や肩がお湯から出ているととても寒かった」といった、相手の立場に立って考えることの大切さに、あらためて気付くことができました。

 

今年度は、新型コロナウイルス感染症により、福祉施設での校外介護実習を中止せざるを得なくなりました。そのため、介護福祉士国家試験受験資格取得に必要な介護実習を、特例措置により校内で実施しています。臨時休校が解除になったあとも、3密を避けるため人形をモデルに実習を行っていましたが、手洗いと消毒の徹底、マスクとフェイスシールドによる感染防止対策を行い、久しぶりに生徒同士で介護実習を行いました。今後もソーシャルディスタンスを意識し、なるべく身体接触が少ない基本的な介護実習を行っていきます。

 
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