令和元年9月15日(日)、京都パルスプラザを会場にSKYふれあいフェスティバル2019が開催されました。この催しは京都SKYセンターの主催で、明るい長寿社会の実現をめざし、多世代が参加し多世代が交流しようと毎年開催されており、本校からは介護福祉科の1・2年生8名がはじめて参加しました。当日は「五感を刺激!」をテーマに、鏡を使った迷路や数字合わせ、ハンドマッサージを行い、のべ270名以上の方々と交流することができました。最初は表情も硬く緊張気味だった生徒達も、介護実習での経験を生かして世代が違う方々とも会話が弾み、来場者から「若い人と話をしたり笑顔に触れたりすることで多くのパワーをもらった」など、温かいお言葉を多数いただきました。
令和元年8月4日(日)、国立京都国際会館を会場に日本看護学教育学会第29回学術集会「ナーシングサイエンスカフェ」が開催されました。本校からは、介護福祉科3年生の4名が高校生ゲストスピーカーとして参加し、「高齢者の笑顔を引き出す多職種連携による介護実践のあり方」~専門学科での学びを通して~をテーマにプレゼンテーションを行いました。当日は、看護師養成に携わる看護大学や専門学校の先生方、現役の看護師の方、一般参加の市民の方など多くの参加者を前に、そのうえ国際会議も行われる立派な会場での発表に生徒の緊張も一気に高まりました。しかし、参加した生徒が「本番が一番上手にできた」というように、大変立派で堂々としたプレゼンテーションを行うことができました。コメンテーターや会場の方からも本校生徒の頼もしい姿や発表の内容に、「介護が必要となっても、あなたたちのような若い世代に安心して介護を任せることができる」など、お褒めの言葉を多数いただきました。これまで学校で学んできた「当たり前のこと」や「ふつうのこと」が、学会に参加された多くの方から賞賛され、大きな自信や誇りとなりました。
令和元年8月20日(火)、大阪府の私立昇陽高等学校を会場に、「全国福祉高等学校長会近畿支部第7回介護技術コンテスト」が開催されました。近畿地区で福祉を学ぶ高校生の各府県代表8校(1チーム3名)が出場し、本校からは介護福祉科2年生の3名が京都府代表として参加しました。大会に備えて夏休みを返上して一生懸命練習に励み、「奨励賞」を受賞しましたが、惜しくも全国大会に進むことができませんでした。しかし、福祉を学ぶ他府県の高校生と切磋琢磨することで、介護技術だけでなく「こころ」の交流ができる大変良い機会となりました。