10月1日(日)、元二条城離宮と京都芸術センターで開催されている「東アジア文化都市2017京都 アジア回廊 現代美術展」を訪問しました。東大手門に集合し、国内外で活躍する東アジア作家のスケールの大きな野外作品やインスタレーションを鑑賞しました。京都芸術センターでは、係員から古い小学校をリノベーションした経緯を教えてもらいながら、映像作品をじっくり味わいました。現代美術の面白さを体感する校外活動となりました。
鏡の多重性
蔡國強氏 盆栽
キムチのザル 1万個
隅櫓 雷の音と呼応する電気の光
第9回創華祭(体育の部)が9月29日(金)、秋晴れの心地よい日差しの中で行われました。生徒同士の応援や多くの保護者の方が声援を送る中、白熱した競技が続きました。
堂々とした入場行進の後、全校生徒がグランドに整列し、体育委員長より開会が宣言されました。3学年縦割りの赤、青、白、黄、緑、橙の6団にわかれ、頂点を目指して競技が開始されました。
入場行進
開会式
城南菱創体操
大縄跳び(1年生)
2人組障害物競走
綱引き
玉入れ
騎馬戦
クラス対抗リレー
クラス対抗リレー
バンブーサーフィンリレー(2年生)
棒引き
大百足リレー(3年生)
借り人競争
団体対抗リレー
閉会式
表彰式
優勝 青団(3年5組、2年3組、1年3組)
照田圭祐くん(2年・美術部)の「燃える皮(油絵)」、中村有李さん(3年・書道部)の「龍翔鳳舞(半切)」が、公募展「アートギャラリー2017」でハイスクール賞を受賞しました。照田くんは2年連続の受賞です。
ハイスクール賞 表彰式
「燃える皮(油絵)」
「龍翔鳳舞(半切)」
9月20日(水)、5・6時間目「描写」の授業で、今年も京都工芸繊維大学の池側教授をお招きし、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業『出前授業 触れる映像』」というテーマで、ご指導していただきました。点滅する照明で「残像効果」を見る新しい装置は、大変わかりやすく興味深いものでした。スマートフォンで動画を撮影し、アプリを使って、アニメーションの原型「フェナキスティスコープ(驚き盤)」を作成しました。「プラキススコープ」に原型を設置し、回転させ、画像がコマ送りで写るので、みんなで楽しむことができました。
導入
映像の実演
スマートフォンで撮影
フェナキスティスコープ(驚き盤)」の作成
フェナキスティスコープ体験
「高校生『京の文化力』推進事業」(京都府教育委員会府教委)を活用して、外部講師による「3Dプリンターで作る立体造形」に2回にわたって取り組みました。講師は嵯峨美術大学の楠林拓准教授、1回目のアシスタントは同大学2回生の谷育弥くん(平成27年度本校卒業生OB)と2回目は梅原麻由さんで、課題は「ユニバーサルかつ美しいデザインのペットボトルキャップをつくろう」でした。
1回目(8月30日)は、3Dプリンターの実演と3DCADのソフト(Fusion360)の使い方を学び、カバーキャップを設計しました。その際、次回までにデザインを三面図にすることが課題となりました。
2回目(9月13日)は、各自のデザインを本格的にCADソフトでモデリング(実際の寸法を入れてデータを作成)をしました。初めて扱うソフトですが、生徒達は順調に作業をすすめ、わからない作業はすぐに講師かアシスタントに教えてもらいました。前回作成したキャップ部分に完成したデザインを挿入したデータは、大学で後日3Dプリンターで造形されます。
この事業をとおして、デザインが生活に密接に関係していることを学び、近い将来、各家庭に3Dプリンターの導入によって気軽に作れる時代が来るという話を聞いて期待を膨らませるなど、大変有意義な体験をすることができました。自分のデザインが立体的に造形されることは、とても感動的なことです。後日、届いた作品をアクリル絵具で塗り、芸術展などで展示をします。
三面図を見てもらい作業に移ります。
モデリングの様子1
モデリングの様子2
難しい型はスカルプモードで挑戦。
分からないことはアシスタントの方に質問。
3Dプリンターで造形!!
自分のデザインが目の前で立体的に造形されて感動!!