東宇治高校では、学習指導要領の改訂により令和4(2022)年度から本格実施される新科目「総合的な探究の時間」に先駆け、令和2年(2020)度より学校全体で取り組み"主体的に学ぶ力"を伸ばしています。
1年生では、「身近な地域社会の探究」をテーマとして、「学校生活」や「地元の山城地域」を題材に、持続可能な社会に向けて探究学習を進めています。
1年生後半の「地域課題探究」では、地元で活躍される社会人の方々を講師として、テーマごとの講演で"気づいた"課題をグループで探究していきます。また、この学習では、京都文教大学との高大連携のもとで「学びの接続への模索」にも取り組んでいます。
2月には、ポスターセッション発表会を実施し、講師の先生方の問題提起への御報告を行うとともに、広く学習成果を発信します。
9月24日(金曜日)には、最初の講演会が行われ、生徒たちは熱心に講師のお話を聞いていました。
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「地域課題探究」テーマと講師
◆観光を契機とした宇治地域の活性化
講師:京阪ホールディングス株式会社経営企画室事業推進担当(沿線再耕)
課長補佐 若林 浩吉 氏
◆商業活動から見える宇治地域の将来
講師:有限会社肉のモリタ屋
代表取締役 宮崎 寿裕 氏
◆宇治地域のまちづくり ~社会福祉・食育~
講師:NPO法人まちづくりねっと・うじ
代表理事 日野 真代 氏
◆宇治地域の農業と地域づくり
講師:京野菜いのうち
代表 井内 徹 氏
◆宇治市の文化の伝承
講師:京都文教大学子ども教育学科
准教授 橋本 祥夫 氏
◆山城地域の"ものづくり"
講師:株式会社ヤマコー総務部
田中 詔子 氏
◆宇治市のフーチャーデザイン
講師:宇治市政策経営部経営戦略課
大西 太基 氏