10月31日(火)に、「丹後小・中・府立学校生徒指導連絡協議会」を丹後管内の小・中学校の生徒指導主任、府立学校の生徒指導部長を対象にアグリセンター大宮で実施しました。
協議会では、昨年改訂された「生徒指導提要」を踏まえ、問題行動や不登校の未然防止、「発達支持的生徒指導」の充実に向けて、子どもの発達を支えるためのアセスメントの在り方と必要性について、立命館大学大学院人間科学研究科の野田特任教授に御講演いただきました。その後、アセスメントや発達支持的生徒指導の各校の現状を交流し、子どもの発達を支える生徒指導についてグループ協議を行いました。
参加された先生方からは、「『良かれと思って行っている指導が、逆効果である可能性があること』、『法律に則った指導なのか』という言葉が印象的だった。」「これまで感覚的に行っていたことが整理できた。」「学習が分からないから不登校になる子が増えているという事実に、改めて学校教育の本質を考えさせられた。」という感想がありました。
この協議会をとおして、子どもの発達を支える生徒指導が管内に広がることを期待しています。

