10月23日(木)に、令和7年度第2回「学びをコーディネートする」授業づくり研修会を実施しました。
第1回の研修会では、熊本大学の前田康裕特任教授の講義から、「今、求められている授業」や「今、学校教育ではぐくみたい資質・能力」についての理解を深めました。今回は、実際に授業改善に取り組む先生の実践発表をもとに、授業づくりの具体についてより理解を深めるため、研究協議を行いました。
実践発表では、どのような視点を大切にして授業改善を行ったのか、学校全体で取り組むためにどのような工夫をしてきたのかというお話を聞きながら、自校の児童生徒の現状に合わせてどう取り組めるかということを考えました。
研究協議では、「学習者主体の授業づくりを行ううえで大切なこと」というテーマで話し合い、子ども達が自立した学習者になるためにはどのような指導が必要なのかについて意見交流をしました。 目指すべき姿と現状との間にジレンマを感じつつも、「こういった視点は今からでも取り入れられるのではないか」「この視点については、学校全体で時間をかけて、子ども達に身に付けさせていかなくてはいけないものだ」と、さまざまな学びがあったようです。この研修会で学んだ考え方が、管内の授業改善につながることを期待しています。

