12月17日(火)に、与謝野町立岩滝小学校の5・6年生を対象に京都大学と京都府丹後教育局の連携事業である「おもしろ科学体験・宇宙シアター」をオンラインで実施しました。講師である京都大学の常見俊直准教授や理学部の学生から科学や宇宙の不思議について工作等の体験を通して学びました。
1つ目の「偏光板で遊ぼう」では、光がまっすぐに進む性質を利用して、何もないのに黒い膜が中央にあるように見える筒を作りました。
2つ目の「ひかるツリー」では、光ファイバーの先が光るツリーを作りました。この光ファイバーは、インターネットや電話回線等に使われており、自分達の生活の中で活用されていることを知りました。
3つ目の「回折格子」では、光っているLEDを様々な色のセロハンを通して見ることで、光の三原色について学びました。
最後の「宇宙シアター」では、4次元デジタル宇宙ビューワーの「Mitaka」を使って、普段目にしている月だけではなく、土星や木星も見ました。また、天の川の正体は銀河系を横から見たものであるということも知り、児童からは驚きの声があがっていました。
児童からは、「今日の体験は身近にあるものでびっくりした」「光ファイバーが先っぽだけ光っていて驚いた」「光の三原色の色が混ざったり分かれたりしていろいろな色ができていることが分かった」等の感想がありました。これをきっかけにして、科学や宇宙の世界を楽しいと感じる児童が増えることを期待します。



