梅雨となり、木々の緑が一層色濃くなる季節です。雨は多いものの、この時期にしっかりと雨が降ることで田畑の作物や山の木が育ちます。色とりどりの花や緑を眺めていると、雨もまたいいものですね。
さて、1学期もいよいよ終盤。この間、たくさんのことを経験し、成長してきた子どもたちです。5年生は、6月11日・12日に宿泊体験学習を行いました。今年度も竹野小学校との合同で、合計9名の子どもたちが協力して2日間を過ごしました。丹後地方ならではの海の学習も充実しました。やはりホンモノに触れることは貴重で、初めての体験も多く、実りのある学習となりました。
学びの中には、失敗から学ぶことも多くあります。例えば、5年生の宿泊体験学習の火付け体験では、マッチ9本(一人1本ずつ)が渡され、「これで、大きな木に火を付ける」というミッションが与えられました。燃えやすい枯れ葉や細い枝を集めており、火はつくものの、大きな火にはなりません。2回、3回とやってみるもののなかなか火はつきません。でもそのうち子どもたちは真剣に考え、話し合い7回目にしてようやく成功します。その時の喜びはとても大きいものでした。
子どもたちは、簡単に答えを求めようとします。しかも失敗を恐れ、嫌がる傾向にあります。長い人生、いつも成功ばかりではありませんし、大人なら成功ばかりの人生はつまらないことも知っています。子どものうちに小さな失敗を経験させておくことは必要だと思います。「失敗してもいいよ」と言える環境を用意することも大切だと思いませんか。
校 長 下 村 敦