ワンダーフォーゲル部、北海道インターハイ男女アベック出場決定

5月20日(土)・21日(日)の2日間にわたって、鞍馬・百井・花背周辺で行われた全国高等学校登山大会京都府予選で、本校ワンダーフォーゲル部が男子の部・女子の部でそれぞれ優勝し、今夏に北海道の十勝岳・黒岳・旭岳で行われる令和5年全国高等学校総合体育大会(インターハイ)登山大会に男女アベック出場することが決定しました。

 競技登山の大会は、体力だけでなく、読図・装備・知識・天気図・炊事・幕営なども審査されます。今回は、コロナ禍でしばらくできなかったフルバージョンの審査が4年ぶりに行われました。一日目は、鞍馬を出発し、天ヶ岳山頂経由で百井の集落を抜け、安曇川支流の「陸地谷」を遡行し、大見尾根から花背別所をゴールとするコースで、旧別所小中学校グラウンドが幕営会場になりました。二日目のコースは花背別所から百井キャンプ場経由で翠黛山を登り、江文峠がゴールでした。二日目は朝4時に起床し朝6時の出発でした。一日目の「陸地谷」は4年ぶりに復活した伝統のルートです。道があるかないかのルートを何度も徒渉を繰り返し、泥まみれになりながら何とか登り切りました。

スタート地点の鞍馬
徒渉を繰り返す陸地谷
炊事審査を済ませて、夕食の時間
幕営審査を終えて
天ヶ岳山頂を通過する男子チーム
天ヶ岳山頂を通過する女子チーム

 大会に出場した選手たちは、「山登りは総合力が問われます。皆で役割分担して協力できたのがよかったです。」「昨年先輩たちと悔しい思いをしたので、今年こそと思って大会に臨みました。信頼できる仲間たちと最後まで歩ききれてよかったです。」「久しぶりにフルバージョンの審査と聞きました。大会に向けて準備いただいた先生方、地元の方々に感謝したいです。」と語ってくれました。