4月28日(金)のアカデミックラボの時間に、文化・デザインラボでは、河井寛次郎記念館にフィールドワークに行きました。
河井寬次郎記念館は、大正・昭和に活動した陶工・河井寬次郎の住居・仕事場をそのまま記念館にした施設です。生徒達に「暮らすことと工芸の繋がり」を肌で感じ考えてほしいと思い、このフィールドワークを計画しました。
建物の設計、館内の家具や調度品は河井寛次郎がデザイン・制作しており、室内の隅々まで河井寛次郎の美意識を感じることができます。
現代と大正・昭和の住居や暮らし方の違いを確認しつつ、どこか懐かしく、居心地の良い空間に生徒たちははじめは物珍しそうにウロウロと館内を鑑賞していましたが、時間が経つにつれ椅子に座ってじっくりと窓の外の風景を見たり、展示されているオブジェに関心を持って思いを馳せてみたりと思い思いに時間を過ごし、閉館時間までたっぷりと鑑賞しました。
これからこの体験がどのように生徒たちの探究活動に活かされるか楽しみです。