茶道部 卒業茶会

 3月13日(月曜日)卒業生を招いて卒業茶会を催しました。新型コロナウイルス感染防止の影響を受けて、2年前からは茶室「里仁軒」ではなく教室での開催となっています。全く元通りとはいきませんでしたが現大学4回生以降の先輩たちも招いての会となりました。この日のために2年生は自分で着物の着付けができるよう練習してきました。通常なら文化祭で浴衣を着付けるのですが、それもできなかったので、これが初めての披露となります。
道具の取り合わせを考えること、お客様への招待状を出すこと、お菓子のデザインを考えること、記念品を作成すること、前日準備、当日の運営等々、茶道講師の先生のご指導を受けながらですが、自分たちで協力して取り組みました。今までのお稽古の成果が見えました。

 お茶会の後は、3年生を送る会です。2年生から3年生に、今までの思い出の詰まったフォトアルバムを記念品として贈りました。既卒の先輩方からもお言葉をいただき、和やかな雰囲気の中終了しました。

水屋風景 一生懸命準備しています。
学校の校有林へ土を採取しに行き、
お茶碗を製作して今回使用しました。

会記も部員が毛筆で書いています。
お花も部員が生けました。色紙は兼中斎筆の「足ることを知る心こそ宝船 ものの数々積みのせずとも」
毎年、部員がデザインしたお菓子をお出ししています。今年の菓銘は「桜雲(おううん)です。鶴屋長生様に作っていただきました。
1年生もお運びが板についてきました。
お茶会の後は送る会です。
素敵な笑顔で終了しました。