12月15日のこと

12月15日(木)7限

3年生を対象に、第2回共通テスト説明会を行いました。受験票や成績請求票、受験上の注意についての説明を聞きました。先日受験票も届き、いよいよ目の前に迫ってきた共通テスト本番。あと30日。ベストを尽くして準備をし、本番に臨む覚悟も新たにしつつ、終始落ち着いた表情で説明を聞いている姿に頼もしさを感じました。

同じ12月15日(木)7限
2年生を対象に、卒業生講話を行いました。昨年度の卒業生6名が、いよいよ受験生となる2年生に、受験生としての経験をもとにアドバイスをしてくれました。身近な先輩たちの体験談には説得力があり、食い入るように卒業生を見つめ、うなずきながら聞いている様子が印象的でした。先輩たちに大きな刺激と勇気をもらったようです。

卒業生講話に協力してくれた卒業生に、「今、この時間、3年生は共通テスト説明会を受けています」とお話したところ、卒業生たちは口々に「ちょうどその時期ですね!」「もう1年たつんですね!」。充実した学生生活を送っているからこそなのでしょうが、この1年がとても早く感じるそうです。1年前、先輩たちも同じように共通テスト説明会を受けていました。2年前は、同じように、大学受験を控え不安な気持ちも抱えながら卒業生講話を受け、勇気をもらっていました。

嵯峨野生一人一人の経験が、順繰りに、後に続く後輩たちの挑戦を支える勇気となっています。

1年生は1年生の、2年生は2年生の、そして3年生は3年生の、それぞれにとってチャレンジの冬です。「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。寒く暗い冬ですが、ひとりひとりにとって、じっくりと力を蓄える冬となりますように。