祭りのあと

文化祭明け、生徒も教員も喧噪のあとの空虚感の中で、平常授業を開始しました。

1970年代の吉田拓郎さんは(当時の世相から)”政治闘争”に

1990年代の桑田佳祐さんは”恋愛”に、
その、”たぎる思い”をぶつけたものになぞらえて、”祭りのあと”の空虚感を詠っておられます。

自分の思いを他人に伝えることのむつかしさ、そして通じ合えた時の喜び
なんとなく集まっていたクラスが、本当の意味でクラスになれたこと
目指した結果は得られなかったものの、大きな「何か」が得られた
文化祭って、本当に良いものです。
「人生の目的は、何をなすかではなく、何をなそうと胸を焦がすかである」(ハリール=ジブラーン)

費やした熱量に比例して、気怠さは増幅します。


ただ、上記の曲も、その虚しさに折り合いをつけて、次への胎動を歌い上げています。
形あるものは即座に解体し、”充実感”を各自の胸に仕舞い込み
日常への回帰、再スタートを切りましょう。

昨日のうちに学習環境を整え
始業前にはいつものように、早く登校して、自習している3年生もいました。