嵯峨野高校の芸術『工芸』の授業を紹介します。
嵯峨野高校の芸術は、1年次に音楽、美術、工芸(染色)、工芸(陶芸)から1科目選択します。
『工芸』が染色と陶芸に分かれて開講されている学校は珍しく、芸術の専門学科以外では、京都府唯一だと思います。
1年間を通じて学ぶ工芸。今回は陶芸の授業の様子をお見せします。
電動ロクロは15台あります。1人1台で思う存分作陶できます。
休憩時間も黙々と集中・・・土の触感が心地よく、夢中になります。
全員初めての経験ですが、お互いにコツを教えあったり、工夫しながらお茶碗サイズの器を目指して制作します。
こちらは手びねりでのマグカップを制作中。「手になじむかたち」がテーマの課題です。工夫を凝らしたデザインのカップが出来上がっています。丁寧に作業することで愛着も沸きます。
成形を終えた作品たち。窯に入れる前によーく乾燥させます。
作品は嵯峨野高校自慢の電気窯で焼き上げます。陶芸実習室の施設設備は、芸術大学並みです。以前訪問された芸術大学の先生も驚かれていました。
ぜひ、学校説明会に来て実際に施設を見ていただければと思います。