実習生奮闘中

6月は教育実習のシーズンでもあります。

数年ぶりに出会った卒業生の成長に目を細めたり、不十分な指導案にやきもきしたり。
時間の経過とともに周りの景色は変わるもの。教育実習生として教壇に向かう廊下、在学中に欲しかった生徒用ロッカーを前に、思わず足を止めたことでしょう。
嵯峨野高校の生徒を前に授業をする、というのはさぞ緊張することかと思います。教える前の準備の大切さ、大変さを痛感したでしょう。
しかし指導スキルを学ぶだけが教育実習ではありません。
景色は変わっても変わらないもの、高校生の進路選択。
実習生もそうであったように在校生も悩んでいます。あの頃の成功・失敗から感じた経験談は、卒業生だからこそ伝えられるものです。それは在校生のみならず教諭にも大きな財産になります。
いつもの季節の教育実習。「伝えること」は変わらない大切なものです。

遅くまで教材と向き合い準備をして、何度もシミュレーションをして、いざ、教室へ。