京の文化財ラボ特別講義

5月6日、13日の2週にわたり、アカデミックラボ「京の文化財ラボ」では、外部の方をお招きし、特別講義を行いました。

6日は、京都国立博物館研究員の方から、「文化財の面白さと文化財研究について」ご講義いただきました。京都には数多くの文化財がありますが、先人たちの積み重ねてきた歴史にどのように自分たちの探究を繋げていくのかが難しいところです。
今回の講義では、高校生の目線に立った文化財研究のお話をしてくださりました。
また、文化財を広い意味でとらえると「誰かが残したいと思ったものが文化財である」というお話は、これからの生徒の活動へのヒントになりそうです。

13日は嵯峨美術大学の仲教授から「古画とは何か」という内容でご講義いただきました。
文化財修復師として活躍されていた時に感じられていた「文化財修復はどうあるべきか」というお話は、プロフェッショナルなお仕事をされていたこそのお話でした。
人にとって「文化」がどれほど大切なのかを、様々な作品やご経験から熱く語っていただきました。