本校講堂で、令和7年度第3学期「始業式」を行いました。

 校長先生の式辞に続いて、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長がそれぞれ講話をしました。

 式の最後に、冬季休業中に優秀な成績を収めた部活動等の表彰を行いました。

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【校長先生の式辞を掲載します】

 あけましておめでとうございます。新しい年が始まり、3学期最初の日を迎えました。皆さんは冬休みをどう過ごしましたか。受験を目前に控えた3年生の人はお正月どころではなく、勝負の冬と勉強に頑張っていたのではないでしょうか。ただ、おそらく多くの人は、年末年始のイベントを楽しんだことと思います。私事ではありますが、年末年始は何かと忙しい毎日で、自分の時間をとることがほとんどできませんでした。しかし、それでも何とかして時間を作り、1冊だけ本を読むことができました。読書家の方からすると、3週間近い期間でたったの1冊なんてと思われるかもしれません。全く自慢できることではありませんが、読んだ本の中からなるほどと思った内容を少しだけ紹介します。作者は、三宅香帆さん、タイトルは「考察する若者たち」です。

 この本では「平成」と「令和」で何が変わったのか?を現代でヒットした漫画「鬼滅の刃」「ONE PIECE」「進撃の巨人」や小説「変な家」、ドラマ「あなたの番です」などを例に挙げ、批評の時代から考察の時代へ変化していることや、なぜ若者に「考察」が人気なのかを取り上げていました。また、「萌え」から「推し」への変化について、アイドル、SNSなど幅広く若者に人気があるものを取り上げていて、現代を読み解く多くのヒントを得ました。なるほどと思った内容の1つにGoogle検索とChatGPTの違いがありました。どちらも自分の聞きたいこと知りたいことを打ち込み答えを出してもらうので、よく似ていて、回答の精度が違うだけと思いがちです。しかし、Google検索の回答は様々な情報がズラッと並び、大いなる情報の渦から答えを選び取る必要がありました。一方ChatGPTの回答は、膨大なデータからAIが取捨選択した答えを提示してくれます。つまり、「私たちが選ぶ」回答から、「ChatGPTが選んだ」回答に変わったのです。筆者はこれを否定的に捉えている訳ではありませんが、私自身は、変わったことをしっかり認識して活用することが大切だと思いました。本書から多くの学び、気づきを得ましたが、すべて紹介することはできませんので、興味がある人は、読んでみてください。

 さて、私も読書する時間を作るのに苦労しましたが、読書好きの人を除くほとんどの人は、本を読む時間を作ることが難しいのではないかと思います。そこで、1,2年生の皆さんを対象に、1月末に鴨沂高校では初めての試みとなる朝読書の時間を設けます。小中学校で取り組んだ経験がある人も多いのではと思いますが、是非この機会に新たな本との出会いを楽しんでください。3年生で受験を目の前にした皆さん、自分を信じて焦らず諦めず、最後まで頑張ってください。進路を決定した皆さんは、残りわずかとなった高校生活ですから、充実した日々を送って欲しいと思います。時間もあると思いますので、ぜひ本も読んでください。

 それでは、令和8年午年の今年、皆さんが健康で飛躍できる年となるよう祈念して、私の話しを終わります。

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【生徒表彰】

【水泳部】全日本ユース(U16)水球競技選手権大会 優勝 大会MVP1名 大会優秀選手2名

     京都市スポーツ賞 大賞

【自転車競技部】近畿新人大会 男子1kmタイムトライアル第2位1名

               男子3kmインディヴィデュアルパーシュート第6位1名

【吹奏楽部】京都府アンサンブルコンテスト管打8重奏 銀賞

【美術部】R8全国高校総体京都府担当競技ポスター原画募集 最優秀賞1名 優秀賞1名

【その他】インターナショナル・チア・チャレンジ2025 ジュニア・ダブルス・ポン部門第1位

     東京でのチア大会の結果により、4月アメリカフロリダ・ディズニーワールドでの

     国際大会の出場権獲得