本校講堂で、令和5年度「修了式」を行いました。1年生・2年生が講堂に集合し、校長先生の式辞に続いて、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長がそれぞれ講話をしました。
また、式の最後には、3学期に優秀な成績を収めたクラブ等の表彰を行いました。
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校長式辞
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令和5年度の修了式となりました。昨年4月の始業式入学式で、本校は本年度151年目を迎えること、それにあたり、鴨沂の学びをリニューアルしたことを話しました。ほぼ1年前ですので、内容はあまり覚えていないと思いますが、スクール・ポリシーとそれに応じた「育てたい生徒像」を定め、実現のために必要な7つの資質・能力について話しました。4月、5月に当初の状況を知るために「鴨沂ルーブリック」自己評価を実施し、その後、学校行事の後や2学期期末考査の後に科目毎の自己評価も実施しました。年度当初と比べ、評価については学校行事、例えば文化祭の後などには、「チャレンジする力」や「協働する力」などが大きくステップ・アップしていました。やはり、行事の後には資質・能力の高まりが実感しやすいと思います。一方で科目については、普段の学習が直ちに「チャレンジする力」に直結するようなイメージが持ちにくいこともあるのではと思います。学校行事よりはステップ・アップの幅が小さくなっていましたが、学校行事も教科科目も、そして各学年ともに、いずれの資質・能力も年度当初よりステップ・アップしていることを確かめることができました。
この鴨沂ルーブリックによる自己評価は、2つの目的を持っています。一つは、ちょっとしつこいなぁと思うかもしれませんが、何度も見ることによって、鴨沂高校が目指すところを理解し、自分自身の活動や学習を振り返り、育てたい生徒像に近づいているか確認してもらうことです。もう一つは、皆さんの自己分析に活かすことです。ステップ・アップしていることは素晴らしいことですが、皆さんが成長していくとともに、冷静にルーブリックを見ていくと、実は自分はまだこのレベルに達していなかったと考えるようになることもあるのではないかと思います。以前の回答では、Aレベルと答えたけど、よく考えるとまだBレベルだったなとダウンすることがあっても、それも成長の証であり、構わないと思います。アップ、ダウンを繰り返すうちに、等身大の自己評価ができてくると思います。そして、その等身大の自己評価から、自分にはこんな資質・能力があるんだと自信を持ち、自己肯定感を高めて欲しいと思います。例えば、3年生になって進路希望先に自己推薦書などを提出しなければならないようなときも、鴨沂高校でどのような活動をして、どんな資質・能力が身についたのか自信を持ってアピールすることもできるのではと思います。次年度も鴨沂ルーブリックによる自己評価を続けていきますので、上手く活用してください。
さて、明日から約3週間の春休みとなります。ここ2,3日は肌寒い日が続いていますが、だんだんと暖かくなってきますので、春の陽気に誘われて、気分転換に遊びに出かけることもよいでしょう。ただ、遊んでばかりと言う訳にもいきません。この間に新年度を迎えるに当たっての自分自身の課題と向き合い、学習あるいは部活動などに、しっかり取り組んで欲しいと思います。健康面や安全面に十分注意して、新年度に良いスタートが切れるような春休みしてください。
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生徒表彰
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【弓道部】
〇令和5年度 京都府公立高等学校弓道大会
・女子個人の部 優勝 第4位 第6位
・男子個人の部 第6位
【吹奏楽部】
〇第15回 たかつきスクールJAZZコンテスト
・JMM亀岡ジャズ・ストリート賞(総合第3位)
・ラテンパーカッションセクション 審査員特別賞
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〇京都府立高等学校PTA連合会京都市部ブロック 交通安全啓発事業
・「自転車交通マナー」啓発標語の部 優秀賞
〇インターネットの安心・安全に関する動画フェスタ2023
・鴨沂高等学校生徒会 団体賞
・「こぶたくんとネットの友達うまくん」 敢闘賞