20221220 koutyou 1.jpg 本校講堂で、令和4年度第2学期「終業式・表彰式」を行いました。講堂では2年生・3年生が参加し、1年生には、その様子をホームルーム教室にライブ配信するかたちで実施しました。

 校長先生の式辞に続いて、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長がそれぞれ講話をしました。

 式の最後に、2学期に優秀な成績を収めたクラブ等の表彰を行いました。

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【校長先生の式辞を掲載します】

 暑い夏の日に始まった2学期も、冬の寒さの今日、終業式を迎えました。3つの学期の中で一番長い2学期は、本当に実り多い日々だったのではないでしょうか。

 学校行事では、文化祭・体育祭と鴨沂高校の伝統を受け継ぎ、皆さんの素晴らしいパフォーマンスを発揮していただきました。2年生の研修旅行も、充実した内容であったことがアンケート結果からも伺えます。また、この後に伝達表彰を行いますが、部活動のみならず、様々な活動で成果を上げ、表彰を受けた方が非常に多く、大変誇らしく思いです。もちろん、表彰される場合のみが素晴らしいわけではありません。日々の地道な活動も大変尊いものです。一人一人がそれぞれの場面で頑張った2学期だったと思います。さらに、日頃から感染防止対策に努めていただいたおかげで、未だ衰えないコロナ禍においても、教育活動を止めることはありませんでした。この点、皆さんに、感謝したします。

 さて、今年は鴨沂高校にとって、特別な年でした。本当に、学校の創立150年目に巡り合うことは奇跡ようのようなことだと思います。その150周年を記念する式典で、司会や京都文化コースの発表、また生徒会の皆さんの会場案内など様々な場面で活躍してくれました。吹奏楽部、合唱部の校歌演奏も素晴らしい出来栄えでした。皆さんにとっても心に残る式典となったのではないでしょうか。記念式典のあと、同窓生の皆さんと祝賀会を実施いたしました。その中で、次々と同窓生の皆さんが私のところにやってきて、「生徒さんたちの対応が良かった」「司会や京都文化の発表が素晴らしかった」など、口々にお褒めの言葉をいただきました。また、「式典の最後に、生徒の皆さんに御礼を言えなかった。是非、伝えてほしい」とおっしゃる方もおられましたので、ここでお伝えいたします。改めて、皆さんの協力に感謝いたします。ありがとうございました。なお、忘れてはならないのは同窓生の皆様の御協力です。今回の150周年記念事業に対し、同窓生の皆様から多額の御寄附をいただいております。今後、記念事業実行委員会にて検討しますが、式典や記念誌等の余剰金については、学校の教育振興のために使わせていただく予定です。皆さんも同窓生の方々への感謝の気持ちを忘れないでいただければと思います。

 このように、大変忙しく充実した2学期において、学習面でも成果を上げることができた人が多かったように思います。ただ、もし十分ではなかったなと思う人は、冬休みにしっかり復習してください。特に1,2年生は基礎基本を徹底しましょう。3年生で希望進路を実現した方、おめでとうございます。残りの高校生活も充実した毎日となるよう、最後まで勉学に励んでください。そして、これから受験を迎える皆さん、あせらず諦めず、着実に歩みを進めれば、この時期からも飛躍的に伸びていきます。現役生とはそういうものです。皆さんの頑張りを最後まで応援しています。

 この1年をしっかりと振り返り、新たな気持ちで新年、そして3学期を迎えることを期待しています。元気に始業式で会いましょう。以上で、私の話しを終わります。