今年度も、「遊ぼう・学ぼう・楽しもう」をテーマに、サタデースクールを開催しました。幼児・小学生の子どもたちに盲学校での学びを体験してもらうことを通して、保護者にも盲学校を身近に感じてもらうことをねらいとしています。また、見えない・見えにくい子どもたちの保護者同士が子育ての悩みを語り合ったり、情報交換や意見交流をしたりすることのできる場となることも期待しています。
スクールでは、見えにくさがあることで獲得が難しい「走る」「投げる」動きを取り入れて活動しました。準備運動は、伸ばすところや曲げるところなど一つ一つの動きを言葉で説明したり、からだの後ろから手を添えて確認しながら行いました。
【写真】一つ一つの動きを確認しながらの準備運動

ボールを両手で転がしたり、片手で投げたり。玉をかごめがけて投げ入れたり。
最後は、チームに分かれて「走る」「投げる」を取り入れたゲームをしました。
【写真】投げ方を確認しているところ

保護者交流では、見えにくさのある子どもたちの就学の場や盲学校に通学保障とし併設されている寄宿舎の紹介をしました。寄宿舎での生活自立に向けた取り組みの様子や行事について紹介しました。その後は、現在の学びの場を選んだ理由や現状、家庭でのかかわりの中で心がけていることなどを話していただきました。熱く思いを語る方、深く頷きながら話を聞かれる方、もっと聞きたい!もっと話したい!想いがあふれる交流会となりました。
【写真】寄宿舎の紹介をしているところ
