「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室
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1年生

『とんでもない』

鈴木のりたけ/作・絵 アリス館

「ぼくはどこにでもいるふつうの子」という男の子のつぶやきから、お話は始まります。よろいのようなりっぱな皮があって、サイはかっこいいなぁというと「とんでもない」とサイが答えて…ウサギやキリンなど、次々に悩みをうちあけていきます。みんなそれぞれに悩みがあることを迫力とユーモアで描きます。

「とんでもない」のフレーズを、子どもたちも一緒に大きな声で言ってくれました。
集中して、楽しく聞いてくれていました。

2年生

『うろおぼえ一家のパーティー』

出口かずみ/作 理論社

とある一家は、家族全員、揃いも揃ってうろおぼえ。まもなく誰かの何かのお祝いの日なのですが、いざパーティーを開こうとすると、誰の何のお祝いだったか?…やっぱりうろおぼえ。けれどお祝いしたい気持ちは本物なのです…。

絵もしっかりと見ながら、とてもにぎやかに聞いてくれていました。

3年生

『くわずにょうぼう』

稲田和子/再話 赤羽末吉/画 福音館書店

欲張り男のところに、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。最初は喜んだ男でしたが、ある日、蔵の米がごっそり減っているので、隠れて見ていると、女房は男の留守に米を炊き握り飯を作ると、髪をほどいて頭のてっぺんの大きな口から食べてしまいました。女の正体が鬼婆だったことを知た男は、鬼婆にとらえられ……。

昔話ですが、はじめて聞く子が多かったようです。
集中して静かに聞いてくれていました。

4年生

『あずきがゆばあさんと とら』

ペク・ヒナ/絵 パク・ユンギュ/文 かみやにじ/訳 偕成社

韓国の小学校の教科書に掲載されている昔話です。
昔、深い山奥にあずきがゆばあさんが住んでいました。ばあさんが煮る「あずきがゆ」はとってもおいしく、ばあさんは、「あずきがゆばあさん」と呼ばれていました。ある日、あずきがゆばあさんのところへ、とてつもなくでっかいとらがやってきて、「がぶっと くってやろう」とばあさんを食べようとします。ばあさんは急いで「おいしいあずきがゆをたらふく食べてからわたしをくったらいい」と言い、それをきいたとらは山へ消えていきました。やがて冬至になり、泣きながらあずきがゆを煮るばあさんのところへ、くりやすっぽん、それからうんちまで次から次へとやってきて・・・・・・。

日本の「さるかに合戦」と似たお話だと、子どもたちも気付いてくれました。
少し幼い内容ではありましたが、興味深く聞いてくれていました。

5年生

『はじまりのはな』

マイケル・J・ローゼン/文 ソーニャ・ダノウスキ/絵 蜂飼耳/訳 くもん出版

渡り鳥のローザは、自分のほっぺたと同じあかい色をした、〈ほっぺのはな〉が大好き。秋になり、たびだつときがきても、〈ほっぺのはな〉の種をはなそうとしない。渡りのとちゅう、つかれて川に落ち、仲間とはぐれたローザは、犬のミールと、飼い主のアンナに助けられた。ミールとアンナの家で、〈ほっぺのはな〉を育てながら、みないっしょに冬をすごし、春をまつ…季節のめぐりとともに訪れる出会いと別れを、すいこまれるほどに繊細な絵と、ふっくらとやわらかなことばで描いた、珠玉の絵本。

美しい絵の世界に入り込んで、静かに一生懸命聞いてくれていました。

6年生

『やってみた』

大塚健太/作 へんみあやか/絵 岩崎書店

どうぶつたちが色々なことに挑戦しますが、なかなかうまくいきません…。
思わずゆるっと笑っちゃう!失敗って、たいしたことないのかも?なんだか元気のでる絵本。

『おかあさんはね』

エイミー・クラウス・ローゼンタール/文 トム・リヒテンヘルド/絵 高橋久美子/訳 マイクロマガジン社

「おかあさんはね ときどきかぜにおねがいするの あなたがないたりせずに きょうもわらっていられますように」
子どもの健やかな成長を願う終わりのない愛の絵本。
全米でベストセラーとなり、10か国以上で翻訳出版されています。

この絵本のように、ご家族は「あなた」のことを大切に想っているんだよ、と子どもたちに伝えてくださいました。

さて、今回が6年生にとっては小学校生活最後の読み聞かせとなりました。
年間約30回、コロナ禍で休校していた時期を差し引いても6年間で約170回、読み聞かせをしていただきました。1回で2冊以上読んでいただくこともあるので、200冊以上の本と出会っていることになります。これほど多くの本を自分で読むのは、なかなか簡単なことではありません。
たくさんの本から学んだこと、感じたことを糧に、これからの中学校生活を楽しんで欲しいと思います。

※あらすじは出版社の内容紹介を引用または参考にしています。

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