自分たちの「みそ」を作る!

地域連携コーディネーター通信

学校給食でもおなじみのみそ汁の「みそ」は、下吉田みそ加工グループさんが、地元の素材や手作りにこだわって長年作ってこられた愛情たっぷりの「みそ」です。
 
3年生が、下吉田みそ加工グループの南さんと黒田さんにみそづくりを教えていただきました。
はじめに、下吉田で作られているみそのお話や、紙芝居でみそづくりの行程などを分かりやすく教えてもらいました。
 
グループで自ら加工されている米こうじと、やわらかく煮た大豆、塩を用意してくださっていました。
すでにこれまでの準備の行程で1日かかるそうです。
こうじを袋から出すと、子どもたちはかいだことの無い香りがして、みんな不思議そうな顔をしています。
 
指でつぶれるくらいに柔らかく煮た白大豆を、自分たちの手でつぶしていきます。
つぶれたら米こうじと一緒に大きなタライに入れて、塩を入れます。
 
タライの中でよく混ぜ合わせて、米こうじの粒が見えなくなるくらいまで混ぜたら、丸めてみそ玉を作ります。丸めてたくさんできたみそ玉を、今度はみそ桶に投げつけていきます。
 
大盛り上がりで投げつけて、空気をしっかり抜きながら、あっという間に桶いっぱいのみそが詰め終わりました。
 
炒った米ぬかでふたをして、密封してしまわないように紙でふたをして、来年の今頃まで寝かせるそうです。
紙にはみんなで寄せ書きをする予定です。
 
みんなで作業するとあっという間に終わってしまいましたが、グループではより多くのみそを仕込んで、たくさん出荷されていることを聞くと、その大変さが分かる体験になりました。
また、愛情たっぷりに美味しくなるように心をこめて作ってくださっていることも感じました。
3年生のおみそも美味しくできあがりますように、来年までおやすみなさい。

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