「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室

1年生
「いろいろばあ」
作)新井洋行    えほんの社

「いろいろ…」のかけ声でページをめくれば、いろんな色が、いろんな形に大変身。まるで「いないいいないばあ」遊びのようで、色の魅力に驚き、そして嬉しくなります。

「まるまるころころ」
作)得田之久    童心社

いろんな色の丸が、ころころころがったり、ひらひらとんだり。ページをめくると……あれあれ、ぶどうになったり、ちょうになったり、てんとうむしになった! 丸と色を、美しい絵で楽しく認識できます。


「ぜったいあけちゃダメッ!」
作)アンディ・リー   永岡書店

モンスターが1匹登場します。彼は読者である子どもたちに本のページをめくらせないためのあの手この手をくり出してきます。言うことをきかずに最後のページをめくってしまうと…。さていったいどうなるのか、お楽しみ。

どのお話も、「ワクワク」、」「ドキドキ」で次のページが待ちきれないものばかり。子どもたちは、大盛り上がりでした。

2年生
「めがねうさぎ」
作)せなけいこ    ポプラ社

山でめがねをおとしてしまったうさこは、さっそくさがしにでかけました。でも、森のおくには、たいくつで困っているおばけが – – – 。

「しりとりしましょ!」(巻物えほん)
作)さいとうしのぶ   リーブル

しりとりしましょ!はじめは「あ」 ではじまる楽しい「たべものしりとりあいうえお」。「あ」から「ぽ」まで67音ではじめられます。「ん」がつくたべものを出したら“しりとり番犬”が。

10月1日は「メガネの日」や「トンかつの日」だそう。それにちなんだ「めがねうさぎ」と「にくのくに」の二冊からみんなが選んだ「めがねうさぎ」を読んでいただきました。
そして、初めて見る巻物えほんの「しりとりしましょ!」に夢中になり、しりとりを一生懸命考えて答えていました。

3年生
「えほんのしゅやくはなにたろう?」
作)おおのこうへい    PHP研究所

みんなが当たり前だと思っていることを、少し角度を変えてみてみると……!? ぼくが一番好きな絵本は、やっぱり『ももたろう』。強くてかっこよくてやさしくて……でも、まてよ? もしも、ももたろうが他のくだものから生まれたら、もっとかっこよくなるのかな?妄想が楽しい絵本です。

「おしっこちょっぴりもれたろう」
作)ヨシタケシンスケ    PHP研究所

ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。しばらくするとかわくんだから。でも、ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、ほかにもいるんじゃないかな?子どもの悩みがちょっぴり軽くなるかもしれません。

どちらも普通に大人が読んでも噴き出してしまうような楽しいお話です。
もし野菜から生まれたら「カボチャたろう?」なんて次々と新たな妄想も広がったようです。

4年生
「だいふくもち」
作)田島征三    福音館書店

貧乏なごさくの家に、なんと口をきくだいふくもちが住みついた……。土佐のことばを生かした語り口と、力強くユーモラスな絵が魅力の絵本。

「どこいったん」
作)ジョン・クラッセン    
クレヨンハウス

くまが大事なぼうしをさがしています。みんなに「どこいったん?」と聞くけれど、誰も知りません。あれ、でも、さっき! 長谷川義史さんの関西弁の訳がとぼけた味わいですが、最後にドキッとする結末が!

情感たっぷりに読み聞かせていただいて、お話の世界観に引き込まれていました。それにしても、うさぎはほんとに「どこいったん?」

5年生
「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」
作)とりごえこうじ    世界文化社

大谷翔平さんは現在アメリカで活躍する野球選手。8歳のころに野球を始めました。プロ野球選手の夢がかなった後も挑戦を続けています。

だれでも知ってる大谷翔平さん。その活躍の源は子どものころからの取り組みにありました。自分も見習いたいと考えた子が多かったようです👏


6年生
「校長先生のあたま」

作)長新太   くもん出版

とびっきりのブラック・ユーモア・ナンセンス。校長先生の頭はどんどんとんがっていき、体は細くなっていきます。子どもたちは校長先生が、神様のバツで、えんぴつになったんだと、うわさします。

「みみずのオッサン」
作)長新太   童心社

鮮やかな色彩の中、長新太さんらしい不思議な絵本の世界が広がります。ちょびひげの生えたみみずの「オッサン」へのあたたかいまなざしとユーモアを感じます。

「あるけあるけ」
作)長新太   こぐま社

ポンコちゃんがポンコポンコと歩いていくと、鉄橋、飛行機、山までもが、「なんだかあるきたいんだよねえ」と歩きだします。心がどんどん開放されていく気がします。

「ナンセンスの神様」と称される長新太さんの魅力に引き込まれて、三つのお話に聞き入っていました。

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