米づくりを知る!田植えから

地域連携コーディネーター通信

5年生は農業など産業について学習します。その中で、総合的な学習として美山の農産業である米作りを体験します。

 
平屋で農業をされている寺井さんと、宮島で農業体験をされている中島さんにお世話になり、美山の農業についてのお話や米作りについて教わり、田植えを体験しました。


美山町内のほとんどの家が兼業農家だった時代も、ここ数年で急激に変化し、高齢化が進んだことで米づくりを継続することが難しくなってきています。

そんな中で機械のIT化や、大規模農業の取組、農作業を通した交流などさまざまな工夫があります。

 
この日は、昔ながらの米づくりに立ち返り、農作業を通じて育まれてきた地域コミュニティや文化に思いをはせながら、手作業で田植えを体験しました。
その前に、少しウォーミングアップで田んぼの土をほぐす目的も込めて、泥んこドッジボール大会開催です!

 
 
はじめは泥に足を踏み入れるのをためらっていた子も、いつの間にか夢中になって走り回り、みんなで人力代かきです。 


代かきが終わると、土をトンボでならして、いよいよ苗を植えます。

みんなできれいに一列に並んで作業を開始!寺井さんに指導を受けて、指先で丁寧に苗をつまんで、泥の穴をならしながら植えていきます。

 
最初に寺井さんに教えていただいた、一株の苗からどれだけのお米が収穫できるのかを思い出し、秋の収穫の時に、このひとつまみの苗からたわわに実った穂が垂れ下がることをイメージしながら植えると、みんな真剣な表情になってきました。

 
無事に田植えが終わり、次の農家さんの仕事へと続きます。


農繁期の忙しい時期に指導していただいた寺井さん、中島さんありがとうございました。

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