10月25日(金)に、全校集会を行い、体育祭の振り返りを各学級の実行委員長が発表しました。どの学級も体育祭の取組を通じて、「つながりが深まった」「取組に対して学級みんなで一生懸命に取り組むことができた」など、学級として成長したことを伝えました。
生徒会本部役員からは、全体を振り返って、ブロック同士でお互いのことを考えながら行動していたエピソードなどが話され、学校全体としてのつながりができたことを成果として伝えました。
体育祭取組期間中に、専門委員会が行った「タイムアタック」の取組についての表彰が行われました。体育祭をとおして、成長したところをさらに高めていってほしいと思います。
ここからは体育祭当日の様子を紹介します
雨天による延期に延期を重ね、10月11日(金)に体育祭を開催しました。当日は、天候にも恵まれ、すべてのプログラムを実施することができました。
開会式の選手宣誓では、それぞれのブロックのスローガン、そこに込められた思いをブロック長が力強く伝えました。
最初の競技は、学級対抗「台風の目」です。
学年ごとに、それぞれの学級が練習してきた成果を発揮します。気持ちが入りすぎ、勢いよく飛び出し、うっかり棒から手が離れてしまうことも…たとえ失敗しても、仲間がカバーしてくれる。そんなつながりが各学級で見られました。
次に行われたのは、ブロック対抗「棒引き」です。
今年度は、2本だけかなり太いパイプが準備され、得点も高くなっています。各ブロックで作戦を立て、いよいよ実践です。どのブロックも真剣に走り出し、力いっぱい自陣に棒を引き入れます。
続いて、ブロック対抗「玉入れ」です。各ブロック一斉にかごに向けて投げ入れます。ポイントの高い黒玉をいくついれられるのか、どのブロックもこれまでの練習の成果が試されました。
次は、学級対抗大縄跳びです。練習では、連続でなかなか跳べなかった学級もありましたが、本番では連続でこれまでの記録を越えた学級もありました。みんなで心を1つにして取り組む姿は、やはりすばらしい。
そして、ブロック演技のよさこいです。各ブロックで隊形などをアレンジして臨みました。それぞれのブロックのスローガンをイメージしながらの演技は、とても工夫が感じられるものでした。
競技種目の最後は、学級対抗全員リレーです。各学級で走順を考え、走る距離をバトンパスの位置で調整します。生徒だけでなく担任の先生も本気です。
体育祭の最後を飾るのは、全校よさこいです。全ての競技や演技を終えて最後の力をふりしぼってのよさこい。全校で1つのことをつくり上げる、その姿は圧巻でした。
閉会式における生徒会代表のあいさつでは、「ブロック練習のときにみんなが頑張れるようにどんな声をかけたらよいか悩むこともあったけど、肯定的な声かけに心がけた」といった言葉や、「体育祭は今日で終わるけれど、この繋がりを今後も活かしていこう」という言葉で締めくくられました。体育祭の取組で得た力が今後に生かされることを期待したいと思います。
朝早くから応援にお越しいただきました保護者の皆様、地域の皆様、そして最後まで片付けに参加いただいた皆様、ありがとうございました。