学校給食では、季節の行事に関連した献立を実施しています。「夏越の祓」や「半夏生」をご存じですか?
【昨日(6月30日)の献立】
- ごはん
- 鶏肉とうずら卵の煮込み
- ごまあえ
- 油揚げのみそ汁
- 水無月風ういろう
- 牛乳
6月30日で今年一年の半分が過ぎました。これまで半年の厄除けと、この先半年の無病息災を願うのが「夏越の祓」という行事です。この時期に食べる和菓子が三角形の「水無月」で、給食ではアレンジした「水無月風ういろう」を手作りしました。中に入っている小豆は給食室で朝から炊いたものです。小豆をカップに入れて生地を流して、蒸して作りました。優しい甘さのもちもちとしたういろうは、和菓子になじみのない生徒にも食べやすかったようです。
【今日(7月1日)の献立】
- たこめし
- じゃがいもの旨煮
- きゅうりの酢の物
- トマト
- 牛乳
7月1日は「半夏生」という日で、たこを食べる慣わしがあります。田植えをした稲がたこの吸盤のようにしっかり根付くようにとの願いが込められているのです。今日は宮津産のたこを炊き込んで「たこめし」を作りました。あまり聞き慣れない「半夏生」という日も、給食を通じて覚えていってほしいと思います。
この時期に葉が真っ白に色づく「半夏生」という名前の植物があります。今、給食室の裏で半夏生が見ごろを迎えており、給食室からもこの涼しげな葉を眺めることができます。