授業実践⑲~詩の世界を可視化する~

学校日誌

2年の国語科では、生成AIを活用した新しい形での詩の読解が行われました。                  教材は中原中也の『月夜の浜辺』です。                                   本単元では、「詩から読み取った内容を論理的に説明する力」を                        養うことを目標としています。                                    そのゴールとして設定されたのが、Microsoft Copilot(画像生成AI)を                      用いて『月夜の浜辺』のイメージ画像を生成するという課題です。                     生徒たちは詩の言葉を一つひとつ味わいながら、どの場面を切り取るか、                   どのような情景として表現したいかを深く考えました。                         「月夜の明るさ」「波の様子」「主人公の心情」など、                          自分の頭の中にあるイメージをAIに正確に伝えるため、                          指示(プロンプト)の言葉選びを工夫し、試行錯誤を繰り返していました。                  画像が完成した後は、ワークシートに「詩のどの部分を取り上げたのか」                     「なぜその場面を選んだのか」「どのような画像にしたかったのか」                       「AIへの指示で工夫した点」をまとめました。                            「波音だけを聞かせたいので泡を引き立たせた」                            「優しい情景にするため、紙に描いたような質感にした」など、                     完成した作品からは生徒一人ひとりの豊かな感性と、                            詩の世界への深い理解が伝わってきました。                             テクノロジーを活用することで、言葉の持つ力を再認識し、                       自分なりの解釈を他者へ論理的に伝える深い学びへと繋がっています。

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